堀川通りの西側を南北に流れる千本通り。
烏丸通り沿いの京都御苑の御門と北野天満宮の鳥居とを繋ぐように走る中立売通り。
ふたつの筋の交叉点が、そのまま千本中立売。
せんぼんなかだちうり、へお願いしますとタクシーの運転手さんにお願いして車窓を眺める。
中立売という通りの名前は、沿道に店舗を構えない立ち売りが多かったことに由来してのものらしい。
客引きっぽいひと影の多い今の木屋町通りを一瞬思い浮かべたけれど、はて、立ち売りが多い通りってどんな様子だったのだろうね。そんなことをぼんやり考えているうちに、千本中立売交叉点に到着。 目的地は、交叉点近くの老舗居酒屋、銘酒「神馬」の縄暖簾。
案内いただいたのは、入ってすぐのコの字カウンターの正面柱前。
まずは大葉で包んだ白身魚や空豆なぞを小皿に盛った突き出しで、 麦酒をちびちびと。
何かお造りをと思案してお願いしたのが、甘鯛の。
そして、素魚でなくて白魚(しらうお)の天麩羅がやってきた。
「神馬」の燗酒は、灘の酒6種をブレンドしたものだそう。
そうそう、厠へは、店内の太鼓橋を渡り行く。 奥の引き戸の向こうには、お神酒を奉げた小さな白木の祠がある。 トイレからの帰り道で、ちょっと神妙な気持ちになったりもいたします(笑)。
やっぱりこれは外せないと「鯖きずし」。
煮付けをひとつとお願いしていた、「めばると筍煮付」。
千本中立売の老舗居酒屋、白壁には銘酒「神馬(しんめ)」。
「神馬」 京都府京都市上京区千本通中立売上ル西側玉屋町38 [Map] 075-461-3635
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