「とことん青森 2010」開催中の表参道を散策。
久し振りに歩いてみると、日頃表参道界隈に如何に近寄っていないかがよく分かる。
イッセー尾方を観に原宿クエストに通っていたっけなと考えながら漫ろ歩き。
よく晴れた冬空に「とことん青森」のフラッグが揺れています。
いよいよこの年末には、東北新幹線が新青森まで延伸するんだね。
表参道ヒルズに闖入するのもまた久し振り。
エスカレータを3階まで上った正面で「やさい家 めい」がちょっとした行列をつくっているのに吊られるように並んで、青森名物具沢山と謳う「またぎせいろ飯」をいただく。
普段は連食しようなんて発想にはなかなかならないのだけど、不思議とまだいけそうな気がする。
ということで、気がつけばヒルズ開業来の4年振りになっちゃった、並びの「MIST」に行ってみる。
この期間、「MIST」の醤油と塩のラーメンは、限定と謳いつつ、青森食材を使ったものになっている。
湯切りの所作を眺め乍ら「塩ラーメン」を所望。
トロミを思うほどに食材のエキスを煮出した感じのスープは、
流石「CHABUYA」の一杯だ。
このところ普段から青森シャムロックを使っているようで、ってことは、野菜類なぞそれ以外のスープ食材にも青森モノを使っているってことなのかもしれないな。
そして、一息入れようと訪れたのは、表参道ヒルズ向かいの建物。
間口の妙に広い階段を上がると、そこがテラスになっていて、テーブルセットが並んでる。
そこには、イタリアン「iL PiNOLO」のカフェがあるンです。
まったりするに相応しいと選んだのが、「青森県産りんごジュースとハチミツのホットワイン」と「青森りんご サンふじ シナモン風味のワッフルバニラアイス添え」。
ホットワインには、特殊な製法で絞ったりんごジュースにハチミツとサンジョベーゼワインを合わせた、と解説してくれている。
続けて、女性好みの冬に似合うホットワイン、ともある。
オッサンが飲んではいけませんか(笑)?
湯気のところへ口を運ぶと、柔らかな甘みと酸味が香り高くふわっと湧き立って、
ゆるゆると和ませる。
これだけで、いい昼下がりを過ごしているような、そんな気になる。
ふと、
青森物産館「アスパム」の「青森県地場セレクト」でいただいた「ホットアップルサイダー」を思い出す。
特殊な製法の絞ったりんご、というのがどんなことかというとそれは、りんごの一大産地・弘前で導入している密閉粉砕搾汁機による「密閉搾りねぶた」。
空気に触れないままそのまま皮ごと搾る、100%ストレート。
酸化防止剤に頼らずとも、褐色に変わらない製法らしい。
搾り立ての風味がそのまま愉しめるってことなんだね。
「サンふじ」は、りんご生産日本一を誇る青森が推す、太陽をいっぱい浴びたりんごの王様「ふじ」のこと。
気品のある甘さと酸味がまた、和ませる。
アイスとの相性も疑うところがないよね。
表参道で、通りから絶妙の距離感のオープンエアを提供しているカフェ「イル・ピノーロ」。
陽光の優しい時季にはきっと、さわさわと賑やかになるのでしょうね。
「iL PiNOLO CAFFE」
渋谷区神宮前5-8-2 日本看護協会ビル2F
[Map] 03-5778-6449
column/02932 @1,200-
まさぴ。さまがイケナイ昼酒してる〜〜!
すでに塩ラーメンでプロセッコでしょうか。
冬の陽気が美しい写真たちです。暖かかったのかな?
女性好みのホットワインもすてき。
密閉・・・スゴイですね、日本の技術。
皮で密閉されたまま食べることができればそれが一番いいんですけど。。
いつものそれが贅沢であることに今気が付きます。
Re;ララさま
いいよね、昼下がりのお酒♪
日差し麗らかでも、空気は冷たい日で、外のテーブルはちとツライ。
白ワインのように澄んだ塩スープは、意外と脂が強いのさ。
りんご剥いては、すぐ塩水にとりなさいとどこかで教わったけど、ジュースはそうはいかないもんなぁ。
空気に触れないままのジュースが飲めるって、そうか、結構画期的?