昨シーズンの「かきのあんかけご飯」や「カキフライ定食」の印象も古びていない。
気持ちいい陽光に向けて開けはなった窓際のカウンターに陣取りました。
ご注文は、「かきそば」。
小振りのどんぶりになみなみと注がれたスープに野菜と一緒に浮かぶ牡蠣たち。片栗に揚げた牡蠣は、どちらかというとまだ小さめで、それでも閉じこめられたエキスがいつ弾けてくれようかようとタイミングを謀っているよう。
その牡蠣が、たっぷり野菜由来のような甘いスープによく馴染むンだ。
麺はというと、かんすいのちゅるちゅるを思う縮れの強い細麺で、階段踊り場に積まれた木箱には浦和・玉藻製麺、とある。
店のニーズに合わせた麺の仕立てに応じる小回りの利く製麺所みたいだ。
100円で追加したパラパラの小チャーハンを平らげれば、お腹も気持ちも満たされるっつー訳であります。
中華で串揚げな、4丁目「アンジュ」。
夜に来る機会はまだないけど、串揚げもなんだか結構イケそうな、そんな予感がいたします。
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「アンジュ」
中央区銀座4-3-4 銀座屋酒店ビル3F [Map] 03-3561-0043
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