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炭火串焼「東家」で煮込みレバてき炭火焼き板塀囲う昭和の景色
時に開かず踏切となる、所沢の大踏切を車や自転車を避けながらワルツの方から渡る。
渡りきったところで見えてくる大きな提灯が、
「東家」の目印です。
幕板を張り渡した壁や軒の景色は正に、昭和の味わいをコンセプトにしているよう。
板塀を回り込み、たたきから上がる廊下には卓袱台が肘掛けとセットになって置かれています。
装置っぽさが鼻につく気配を感じつつも、賑やかで活気ある店内はそう居心地の悪いものではありません。
お品書きの「看板」から、仕込み時間四時間!と謳った「煮込み」で麦酒をスタート。
仕込みの4時間が長いのかそうでもないのかは判らないものの、とろんとしたモツとさらりとした汁が運ぶ素朴かつ明快な旨味。思わず、うめ~じゃん、と呟いてニヤケ合う。
そして、生でイケそなレバーをさっと炙った「名物レバてき」に、
きっとその名の通り絹漉し豆腐とマスカルポーネあたりを練り混ぜた「きぬごしレアチーズ」。
う~んこいつぁ焼酎が欲しくなるぅと、奄美帰りの話題に肖って、「浜千鳥の詩」。
炭火焼きの串を続々と、「特製つくね」「地鶏のねぎま」「鶏なんこつ」、「豚バラ」に「たん」、「トマトのベーコン包み」「みょうがの肉巻き」。
どれも、タネの鮮度、焼きの具合、タレ&塩の加減に遜色のない。
その間、そうね今夜は黒糖シバリでと、「飛乃流朝日」「壱乃醸朝日」を呑み渉る。
「クセになる雑炊」を啜る頃には、一丁出来上がり(笑)。
笊に貼られた書にあるは、「また明日東の空に陽は昇る 東家」。
居酒屋社長のブログを覗くと、「東家(あずまや)の由来」と題するエントリーがあって、池袋や高田馬場で営む店とは違う「東屋」と名づけた背景を告げています。
(所沢)東口の家。地域一帯を呼ぶ、あずま地区。居心地のいい、を意味するあずましい。一日の始まりを思う、日の昇る東。さらには、麻雀いうところの起家、東家、と。実は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に代表されるにレトロ人気に乗っかっただけの、雰囲気ありきのチェーン店ではと敬遠していたのだけれど、どっこい意気のある居酒屋だと知りました。
「東家」所沢店 所沢市久米603-4 [Map] 04-2992-3599 http://www.tokoton.jp/
雰囲気良いし食べ物旨い!
ただ二階は座
ってるのが辛いかな…
Re:hiroさま
あれ?あの賭け事師Mのヒロかな。
それとも別のhiroさんかな。
東家さん、ご無沙汰です。
二階には上がったことがないのですけど、あんまり居心地よくないのかな。