column/02666
KITCHEN「めとろ」で 覗くショーケースの焼肉カレーなはは~
ラーメン「黒兵衛」の暖簾が懐かしい、
神楽坂の入ってすぐの路地「神楽小路」。
その路地の暗がりをサンプルケースで照らしているお店がありました。
覗き込んだサンプルのお皿には、たっぷりのキャベツとカレー、そしてライスの上には焼き肉らしき細工のモノが載っている。
へへ、焼き肉でカレー、だね(笑)。踏み込んだ店内は、白いメラミンの天板に丸椅子の止まり木がよく似合う昭和な設え。
壁のカレーメニューには、「カレー」「オムレツカレー」「コロッケカレー」に「ウインナーエッグカレー」、「コーンワカメ玉子付きカレー」「肉野菜いため付カレー」とラインナップ。
サンプルで選んだ通りにお願いした「焼肉カレー」のお皿の到着です。
キャベツのボリュームは控えめなれど、
ほぼサンプル通りの姿をしげしげと眺めます。ライスとカレーをバランスに配慮しながら、えいっとスプーンで掬い食べる。
野菜ペースト由来と思う甘さに似たコクが嫌みなくとろんとして、嬉しい。
辛さはほどほどで、余計な気構えを求める仕様ではありません。
で、中央にトッピングされた薄切りロース肉をスプーンの横っ面で適当にカットして、さっきのライス&カレーのコンビに合流させます。
濃いめのタレ味とその香ばしさと衒いなき肉の旨味がカレーと妙に合う。
なはは~、であります(笑)。
先客がひとりしかいなかったコの字のカウンターは、気が付けば8割の入り。
意外や、女性のひとり客も少なくないのです。
「めとろ」は、やっぱり地下鉄のメトロ、かな。
地下鉄の出入口に近いことに由来していると考えるのが順当なトコロでしょう。
カレーと定食の店、KITCHEN「めとろ」。
地元で定番、密かな人気のお店とお見受けしました。
「めとろ」 新宿区神楽坂2-10 03-3260-4952
おおっ、この店は飯田橋時代に一回だけ行ったことあります。
店の雰囲気も、店主の愛想はないけどきっちり仕事こなすところも、
なんかいい感じだった記憶があります。
焼肉カレー、美味しそうですね。カツカレーじゃなくてそっちを頼む
べきだったかな・・・
Re;Con Brio!!さま
お、飯田橋時代もあったのね。
ちょっとオタクの匂いもする店主で、ニコリともしませんが(笑)、それはそれでどこか頼もしくもあったりして。
「オムレツカレー」も気になってます~。
あ~、まさぴ。さんったらこんな脇道まで!
BEST of Kanban in Tokyoと、ナポさんと私が勝手に命名したこのお店、カレーのトッピングな焼肉が果たしてしょうが焼きか否か?悩んだ結果諦めた(インドール行っちゃってたし)お店です。
外観といいショーウインドーといい、昭和の佇まいでしたが、店内もそうでしたか~
しょうが焼きに操を捧げたこの身が焦がれる思いです!!
Re;Gingerさま
脇道、路地、大好きです!(笑)。
お~、ベストオブ看板in東京ですか。どなたがデザインしたのか、味ある意匠ですものね。
如何にも、あ、生姜!という感じではなかったけど、タレに潜んでいても不思議のない風味でありました。こんな答えじゃ、ますます謎を深めちゃうね、スイマセン(あは)。