与那国ダイビングサービス「よしまる荘」で メカジキオーブン焼き

yoshimaru.jpg日本最西端の島、与那国島でお世話になったのが、 与那国ダイビングサービスとそこに併設された民宿「よしまる荘」です。 石垣島との間を結ぶフェリーが発着する岸壁は、 ドラマ「Dr.コトー診療所」でも幾度も登場する波止場。 そこから見上げればすぐに見つかる、壁に描かれたサメやイルカがその目印。 そして、この「よしまる荘」があるのは、島の一番西の端。 つまりは、日本で一番西側にある宿泊施設なのです。
西崎の灯台の右手に夕陽が沈む。yoshimaru01.jpg情緒的に云えば、日本で最後に沈む夕陽を見届けていることになるのだね。 最初の夜は、同宿されている職業ダイバーの皆さんから提供された食材でバーベキュー大会。北海道出身の方もいるらしく、ラム肉の炭火焼きをハフハフ。ビール、ゴキュゴキュ。テーブルを同じくした、調査のために滞在しているという歴史作家の鈴木旭氏から、与那国の地上と海底の話を興味深く聞く。翌日からのダイビングポイントに、海底遺跡をもちろんリクエストしているンだもの。 ここで、その「遺跡」ポイントをはじめとする与那国の海中スナップを何点か。yonaguni01.jpgアッパーテラスの「排水路」をのほほんと泳ぐサザナミフグ。 yonaguni02.jpgyonaguni03.jpgyonaguni05.jpg 如何にもひとの手で形を整え積んだような石に包まれた「城門」。意図ある大きな力によって刻まれたかのような「二枚岩」。可笑しいほどにそう見える「巨人の階段」。 yonaguni06.jpgyonaguni07.jpgyonaguni08.jpg 「柱穴」をツガイで泳ぐサザナミヤッコ。「カメのモニュメント」。振り返って「メインテラス」方向を望む。 激流で知られる遺跡ポイントも幸運なことにこの日は流れゆったり。 yonaguni09.jpgyonaguni11.jpgyonaguni12.jpg 浮上しながら「メインテラス」あたりを見下ろす。のんびりポイント「馬鼻東」でみつけた淡い黄色の「ハダカハオコゼ」。鋭い歯をみせながらこちらの様子を窺う「ドクウツボ」。 yonaguni13.jpgyonaguni14.jpgyonaguni15.jpg やっぱりフォトジェニックな「クダゴンベ」。仲良くホバリングする「ハタタテハゼ」。西崎の南の根にしがみつきながらみた「イソマグロ」の群れ。 「海底遺跡」が人の手による構造物か否か意見が分かれているようだけど、少なくとも、そうであったらと想像を豊かにさせてくれる不思議な光景の続くポイントだ。潜れない日も多いそうなので短い滞在でエントリーできたのはラッキーだったな。 ハンマーヘッドが群れなすオンシーズンは冬場。激しい海と流れにハードなダイビングになるという。 yoshimaru02.jpg 海底遺跡を潜ってのお昼は、宿の食堂で。 メニューは、「マーボ島どうふ丼」。 yoshimaru03.jpg ふるふると柔らかなお豆腐の麻婆豆腐もいいけれど、風味とその身がしっかりしている島豆腐は、 麻婆によく合うね。 夜はといえば、前日漁港に上がったらしい「メカジキオーブン焼き」がメイン。yoshimaru04.jpg豪快なサイズのメカジキの頭を寄って集ってほじくり返す。 脳天のあたりの身肉なんて、脂が香ばしく滴っちゃって、もうタマらん。泡盛が進んじゃう。 yoshimaru05.jpgyoshimaru06.jpgyoshimaru07.jpg 目ン玉周りのゼラチン状は、なかなか火が通らないようで、ジュルジュル。 これはさすがにちょっと食べるにツライけど(笑)。 ツツいて、ホジって、メクって、ハガして、大振りな身肉も平らげて。 全員参加で挑んだけれど最後のところが食べきれず、残りが丁度よい翌朝のつゆの具に。 何気ない小皿には「えん菜のチャンプルー」「山芋とオクラのサラダ」「ゴーヤーチップ」。 島ならではの食事、ご馳走さま。 芝の庭から日本で一番最後に夕陽を拝められる、与那国ダイビングサービス「よしまる荘」。 yoshimaru08.jpgお世話になりました。もっといたかったなぁ。 「よしまる荘」 八重山郡与那国町字与那国3984-3 0980-87-2658 http://www.yonaguniyds.com/
column/02653

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください