環状道路沿いのマンション1階という、
どこにでも見掛けそうなシチュエーションの小料理屋的居酒屋さんに寄ってみました。
「わか」と読むようです。
定石通りカウンターがあり、奥にテーブルが覗けます。
ご夫婦なのかは判りませんが、カウンター越しの物腰の柔らかなご主人と客席側を受け持つ女性とで切り盛りされているようです。ちょいと呑んじゃぉ、という魂胆でお品書きを拝み見る。
筆ペンで記したらしき本日のおすすめの一番下に見つけたのが、「新生姜の煮びたし」。
生姜を煮浸しにしちゃった酒肴って初めてだ。
見かけは、地味な色合いの何気ない小鉢。
お揚げと一緒に口に運べば、あは、確かに生姜だ(当たり前か)。生姜のほの辛さが時折ふっと顔をだしつつ、しゃくしゃくとした歯触りも残している。お通し的口開きには小粋かもね。
春の到来を思わすのが「のびるとタラの芽天ぷら」。
素直に塩でいただけば、こちらも、しゃくっとした噛み応えとともに、ほの苦いような春の息吹がふっとする。お銚子、いただいちゃおうかな。
「和華」 大田区上池台1-44-1 03-3727-2075 http://www9.ocn.ne.jp/~waka2000/
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