
築地6丁目交叉点から海幸橋門へと向かう筋をゆく。
見上げる黄色い看板には、ナイフとフォークの絵柄がちょっとカワイイ「東都グリル」。
この日の「サービス定食」ABC

の内容を確かめて、地下への表示に促されるまま、階段を降ります。
市場関係者も集っているのかな。
昔ながらの食堂、といった雰囲気になんだか安堵。
魚河岸なオッチャン陣にサラリーマンの姿が混じって、なかなかの盛況です。
さっき見たサービス定食のドライカレーあたりと洒落込むのも一計だけど、
やっぱりこの時季は牡蠣料理。
壁に見たメニューには「かきフライ定食」「かきの鉄板焼き」「かきのバター焼き」の三本柱。
ううぅむ、全部気になる(笑)!

ソテー系の後者2つに絞ってから、さらに文字から連想を働かせて選んだのは、
「かきのバター焼き」。
単品メニューなので、セットを添えて定食にしてもらいます。
薄くふんわりとそして香ばしくコーティングされたような、牡蠣たちがソソる。

眺めるだけで、唾液が迸るのはなぜ(笑)?
慌て気味にその一片を齧れば今度は、バター醤油の風味と牡蠣エキスが合わせ業で迸る。
味付けの濃さと火を入れて活性した牡蠣の濃密な魅力が拮抗していて、これがゴハンに合わないとどうして云えようか。
ううぅ、堪らん。
添えられたタルタルをつければ、
また違うクリーミーさを加えた味わいが愉しめます(親指上向)。

魚介タネ定食百花繚乱、洋食メニューからラーメンまでと、
どれもが気になる「東都グリル」。いいね。
アルファベットで表記すると、
どこかの水まわり関連の会社名みたいになっちゃう

ようです(笑)。
「東都グリル」
中央区築地6-22-4 東水ビルB1[Map] 03-3542-2088
column/02504
いえいえ、私にはロザンナやストレンジャー・イン・タウンで御馴染みの、3月来日を控えた大物バンドのイメージが…
Re;takapuさま
そのバンドの名前は、その陶器メーカーの名前からきてるんだものね(たしか)。ほう、3月に来るンだぁ。