「魚仁」前路上での極寒長テーブル宴席を堪能した、
その足で向かったのが、
西仲通り交番の横手にある「あ・うん」です。
こちらも「魚仁」に劣らずの熱気をみせている。
運よく、カウンターの一角に滑り込むことができました。
流れのまま鹿児島の芋「相良兵六」のお湯割りをズズと啜ると、
冷えた体が生気を取り戻してくるのが判る。ふ~(笑)。
ここの「牛もつ煮込み」もまたイケる。
この、さらっとしながら、たっぷりと牛もつのエキスを含む感じが、煮込みには大事だものね。
片や、洋風煮込みとも云うべき「牛タンシチュー」はこってりとした味わいが魅力で、煮崩れる寸前の牛タンがホロホロとする。
煙に誘われて、串モノにと「くび」「ぼんじり」、そして「カシラ」。
塩加減、そして香ばしくした外周で旨味を包み込むような、そんな焼きっぷりがいい。
串焼きバー「あ・うん」。
店名の「あ・うん」はやっぱり、“阿吽の呼吸”の阿吽からきているのだろうね。
気持ちの通じた間合い、とか、その道の根源と究極、みたいな、そんな意味合いを籠めているのかな。
「あ・うん」 中央区月島3-4-5 03-5547-8608
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