
某ダイビングショップのプチ新年会にと出掛けたのは、以前もここで集ったことのある月島「魚仁」です。
集合時間にちょっと不安を覚えながらお店へと向かうと、その途中に連絡が入って、
「もう既にびっしり満席ぃ」だという。
そりゃそうだよね~(泣)。
底冷えのする清澄通りを進んで、店の中を覗くともう、やんやの大賑わい。
出遅れは明らかであります。
さてどうするかと呆然としていると、人数を訊かれて「ちょっと待って!」。
店頭のスタンドサインを道路際に押しやって、
いつの間にか左隣で進行中の建築現場の仮囲い前に、
事務所系長テーブルをガンと置いて、「どぞ!」と若い兄ちゃん。
おおー、ありがとー、でも寒いかもー(笑)。

しんしんと寒いので流石に「とりあえずビール」とはならず、「ちんちんの熱燗!」となる。
やっぱりここからいかなくちゃと「鮪ぶつ切」。

例によって、無造作にごろごろと盛られたマグロが嬉しいね。脂のノリも十分だ。
「鮪ホッペ刺」はというと、一瞬繊維質の歯応えを感じるものの、すぐに溶け消える。
そのホッペを葱なんかと鉄板にするとうまうまの「マグロホッペステーキ」になる。

一家で参戦の小学3年生の女の子は、自家製「牛煮込」を食べては、「おいしいぃ!」と云う。

そうか、この旨さが分かるのか、よしよし。早く呑めるようになろうね(笑)。
熱燗があっという間に冷たくなる(泣)ので、ポットをもらって「海童」のお湯割りに切り替える。
長テーブルを出してくれた兄ちゃんに声を掛けて訊けば、
なんと店主お父ちゃんの孫なんだという。
独特な愛想で「チョトマテ!」を連呼する名物オネエサンを補って余りある闊達な対応が心強いぞ。

大胆サイズが豪快な「ネギマ串焼」の”マ”はマグロの”マ”。
マグロにカブリ付くことってそうないよねン。
「生ガキ」

や自家製「ポテトサラダ」「ネギレバー玉」

を挟んで続くは、
限定品「大間産鮪カマ焼」!

脂をうるうると湛える身肉が堪らん堪らんと箸を動かす。
おおお、ご飯にのっけてしまうという行動に出るヒトも。そうだよねそうだよね。

もうご飯ものいっちゃえと「にぎり寿司」1,000円。
トロトロな鮪から帆立に鯛なぞがどどどと並びます。
握りというよりは、大阪の中央市場で食べた「つかみ寿司」のイメージにも近くて、大口開けていただくのが、醍醐味だ。もぐもぐ。
いやー、図らずも鮪メインとなった今夜の「魚仁」に、満足満足。
明日の夜も明後日もきっと大盛況に違いない「魚仁」。
今度は一番乗りでお邪魔しよー。だってチョー寒かったんだもの(笑)。
「魚仁」
中央区月島3-12-5
[Map] 03-3532-6601
column/01732再会
店に入る前入ってから注文するまでの長い説明はいいから
値段を書いてくれませんかね?
値段がないと参考にしずらいのでそこのところよろしくどうぞ
Re;うーさんさま
申し訳ありませんが、凡そ値段は書かないようにしていますし、お店へのアプローチやその日の気分、食後感を記すことも大事にしていますので、そのあたり是非ご推察ください。