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ちょっと早起きをして、
お願いしていたタクシーに乗り込みました。
日航八重山の脇を抜けると現れる、ざわわなさとうきび畑に囲まれた農道
![](https://ishouari.com/070925/higa01-thumb.jpg)
を進むタクシー。
さらに左の砂利道を進んだところが、
この日の朝食の目的地「とうふの比嘉」さんです。
畑の中の民家。
その脇にお豆腐の製造場があって、手前がデッキを設えたオープンな食堂になっているのです。
メインのメニューは、「ゆしどうふセット」と「ゆしどうふそば」。
朝食らしく、「ゆしどうふセット」の「小」をいただきます。
![higa02.jpg](https://ishouari.com/070925/higa02.jpg)
届けられたお盆には、豆乳のグラスが添えられていて、飲めばまだ温かく、搾り立ての大豆の優しい風味が鼻腔をすっと抜けていきます。
![higa03.jpg](https://ishouari.com/070925/higa03.jpg)
汲みだしのふるふるっとしたおとうふを浸った汁と一緒にレンゲで掬って。
![higa04.jpg](https://ishouari.com/070925/higa04.jpg)
![higa05.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2009/05/higa05-thumb-50x66-10280.jpg)
豆乳の風味にも連動する、素朴な大豆の香りに目を閉じる。
しみじみ~。
強い味でなく、ゆるゆるとした濁りのない食味が、なんだか身体を浄化してくれそうな気になってきます。
啜る柔らかな口当たりと清澄な滋味。
清々しい空気の中、より出来立て感のあるゆしどうふを味わうには、6時半からの朝ご飯がオススメ。
近所のおばちゃんもご朝食
![](https://ishouari.com/070925/higa06-thumb.jpg)
。
「ゆしどうふそば」「ざくざく豆腐」「豆腐ちゃんぷる」はまた今度(笑)。
「とうふの比嘉」 石垣市石垣570
[Map] 0980-82-4806
column/02376
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。