そば処「巴町砂場」

tomoechosunaba.jpg愛宕山を背にした桜田通りに江戸茶色の暖簾を靡かせているのが「巴町砂場」です。そこそこ席は埋まっているものの賑やかに混み合う様子はありません。要所に設えてある大理石の黒が醸すのか、しっとり落ち着いた雰囲気の店内です。ちょっと冷たい霧雨の降る日ゆえ、温かいお蕎麦にしましょうかね。「肉南蛮」「カレー南蛮」あたりも気になりますが、写真入りで別掲されている季節モノ「きのこそば」といきましょう。写真から受取った、軽くあんのかかったきのこが載せられているのではとという思い込みは思い込みにしか過ぎず、言わばかけ蕎麦につゆで軽く火を入れたシメジその他きのこをトッピングしただけのものでありました。室町のそれよりは蕎麦専門店としての愛想はあるものの、甘汁を含めて妙に凡庸なものに映ってしまう。これで1470円は明らかに高いっ。冷たい方の「特製ごまざる」もしくは代表メニューらしい「趣味のとろそば」にしておくべきだったのでしょうか。ん?「木の葉丼」ってナンだろね。 「巴町砂場」 港区虎ノ門3-11-13サヴァックスビル1F 03-3431-1220 
column/02045

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください