column/01997
旭川ラーメン「番外地」八重洲店
新幹線の時刻との合間に八重洲地下街へ戻って、めちゃご無沙汰の「番外地」でクイックランチ。一時話題になった「ラーメン激戦区」ができるずっとずっと前から地下街のラーメン屋といえば、ここ「番外地」でした。東京駅周辺の旭川ラーメンのお店としても老舗格なのではないでしょうか。浮かぶイメージはどうしても濃厚な味噌テイスト。早速、入口の姐さんに「味噌チャーシューメン」をお願いしました。千切られた半券をカウンターの脇にして、なんだか妙に懐かしくちょっとワクワクした気分でどんぶりの到着を待つ。今やこうして半券を使うお店も少なくなったね。やってきたどんぶりのスープは一見して濃厚そうな色合いで、表層を蓋う脂の膜が旭川ラーメンらしい。は~、これこれ。味噌ラーメンて、食べる機会が随分減ったけど、こういう濃いあじ系冷めないスープをはふはふしながら啜るのもたまにはイイやね。そんなスープに、かん水の利いた黄色い麺ではない、でも伸びなさそうな印象の縮れ麺が当然の如くマッチしている。はふはふ、ずるずる。こゆとき必ず洟がでちゃうのが困りモノなんだよね~(笑)。
「番外地」 中央区八重洲2-1八重洲地下街北1号 03-3274-5005