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カレーうどんの「古奈屋」が、ブームも定着してきた感のあるスープカレーのお店を出しているということで、八重洲の地下街へ。ランチでは、魚のフライや黒豚ロースカツといった揚げ物を添えたタイプとグリル野菜添え、そして「オムカレー」といったメニュー構成になっています。そんな中から「肉じゃがコロッケのスープカレー」
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を選んでみました。卓上にある「スープカレー食べ方指南」には、「イエローカンパニー」あたりと同様の、スプーンのライスをそのままスープに浸して食べるといった手順が記されています。まずはお作法通りにしてみる。クリーミーなカレー汁が真骨頂の「古奈屋」ですが、そんな「古奈屋」らしさはどこへやら。カレーうどんとは明らかに別の”スープ”カレーに仕立てることを意識し過ぎたのか、バシャバシャとするばかりでなんだか面白くない。しかもコロッケといったセットものは、トッピングとして一緒に食べるには食べ難く、コロッケはコロッケで単独で食べることになってしまう。後半になり、不作法とは知りつつも結局我慢できずに、スープカレーのどんぶりにライスを投入! ははは。やっぱりこうやって雑炊状態 にして食べるのが一番うめぇや。そう考えると、「オムカレー」という選択が一番正解だったのかもしれません。
「古奈屋」 八重洲店 中央区八重洲2-1 八重洲地下街中4号 03-3245-0578
http://www.konaya.ne.jp/
column/01925
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。