黒塗りの壁に囲まれた階段をとんとんと降りると、古民家な板張りフロアが視野に入ってきます。床も黒っぽい。照度も低目で、眼が慣れないうちはどこか暗闇を探るようになって、店の奥行きにまでは気づきません。板の間に配置されたテーブルは掘り炬燵式。上がってすぐの席へと案内されました。「和風ハンバーグ」にしようか「サービスステーキ」か、はたまた「牛じゅうじゅう焼き」にしようかと迷っているうちに、厨房の方から、「ハンバーグ、終わりました」の声が聞こえた。え、終わっちゃったの? その時刻ちょうど正午。12時頃には人気の「和風ハンバーグ」は売り切れてしまうようです。然らばと「サービスハンバーグ」をお願いしましたcolumn/01994