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麻布十番のオヘソ「パティオ」に面した、格子戸が気になるお店「もち玉」に行ってみました。
無理云って、厨房に面したカウンターへ。
それで厨房の様子が覗けるかというと、目の前には日本酒や焼酎の一升瓶が居並んでいるので、ほとんど見えましぇん。
ま、いっか。
よれよれの手書き文字がお味なこの日お献立から、まずは「焼きなす」にしみじみ。
![mochidama01.jpg](https://ishouari.com/060912/mochidama01.jpg)
軽妙な甘さの「とうもろこしのお刺身」を齧り終えたところで、眼前の「残波」の一升瓶を指差して、「コレを」。
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![mochidama04.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/05/mochidama04-thumb-245x183-14873.jpg)
水割りにするとますます呑みやすくなっちゃって、かえってよろしくないのでは、ってな感じになる泡盛だ。
続いて、「〆さんま」。
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フレッシュな秋刀魚もいいけれど、こうして手をいれて脂の旨味が凝縮された秋刀魚もなかなかオツでおま。
「いももちのそぼろ煮」の「いももち」とはまさに芋の餅。
![mochidama05.jpg](https://ishouari.com/060912/mochidama05.jpg)
汁に馴染んだ、ころころとした大き目のビー玉大のそいつを噛むとクニュっとした食感。
お芋の煮ころがしとお雑煮のお餅のいいとこが合わさったよな、素朴に美味しい酒肴です。
「かぼちゃの唐揚げ」「豚角煮大根」あたりも頂戴して、〆にと「わさび茶漬け」を。
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![mochidama06.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/05/mochidama06-thumb-245x183-14881.jpg)
![mochidama08.jpg](https://ishouari.com/060912/mochidama08.jpg)
漬けた葉山葵と番茶でいただく茶漬けがお腹を満たしつつ和ませます。
パティオ十番に細かな格子を表す和食「もち玉」。
![mochidama00.jpg](https://ishouari.com/060912/mochidama00.jpg)
難を云えば、ご存知アブラムシが何匹もあちこち這い回っていたこと。
飲食店の宿命だし、怖くはない(笑)けど、ちょと多いぞぉ。
「もち玉」
港区麻布十番2-2-8
[Map] 03-5442-7480
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