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「ぽっぽっ屋」兜町店だったお店が、いつの間にかその店名を変えていました。造作に手を入れた形跡は窺えません。「ぽっぽっ屋」からのスライドなのか、はたまた居抜きでテナントしている別のお店なのでしょうか。カレーもあったりするあたりは、「ぽっぽっ屋」として開店してしばらくした頃のお店とおよそ同じスタイルのように思えます。券売機で豚骨醤油の「ちゃーしゅーめん」を購入。カウンターの上に置くと、「トッピングどうされますか?」と訊かれます。そのあたりは「二郎」系「ぽっぽっ屋」的サービスが継続されているんだね。「野菜のみ多めで」とお願いします。背脂が浮いている割にはあっさりとしたスープ。女性にも食べやすいようになどと考えて「二郎」の魅力を削ぎ落としていくとこういう感じになっちゃうという典型的な例にも思える。麺は一応太めのモッチリ麺
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。以前も、「ぽっぽっ屋」としては抑え目テイストだったけど、ますます味の輪郭が曖昧な一杯になっちゃった気もするなぁ。もう「ぽっぽっ屋」とは関係ないのでしょうか。
「さんば」 中央区日本橋兜町11-11 03-3664-1416
column/01966
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。