
「男はつらいよ」「銀座の恋の物語」に「エレキの若大将」などなど…。
いつの間にか、盃横丁のそこここに昭和30年代あたりにヒットしたであろう映画の手描き看板が掛けられています。
どなたが仕掛けたのか、レトロな雰囲気の醸成と話題性を狙ったもののよう。
寂れていく一方かとも思っていたけれど、テコ入れが考えられているんだね。
今回は、その所沢旧町のディープゾーン「盃横丁」の入口に居を構える「むさしや」にお邪魔してみました。
厨房前のカウンター、左手のテーブル席に奥の小上がりとごく普通の焼鳥店です。
塩で焼いてもらった「つくね」や「トマトベーコン巻き」「梅ささみ」でビールをグイといき、
オーク樽で熟成させたという鹿児島の米「蔵の隠き魅やげ 十年古酒」から、
「富乃宝山」「吉兆宝山」「白天宝山」へと転戦します。
「塩らっきょ」をポリポリ。
一番印象的だったのはアサリバターのスープ。

旨くって、思わずお代わりしてしまう。
まぁ、やき鶏屋さんとしては焼きもののお代わりが望ましいんでしょけどね(笑)。
「むさしや」
所沢市御幸町3-11 [Map] 04-2923-6969
column/01929