![caffeclassica.jpg](https://ishouari.com/060718/caffeclassica.jpg)
何度も品川駅を利用していながら、一度も足を踏み入れる機会のなかった「Shinagawa ecute」に初めて寄ってみました。1Fは、和洋菓子やお惣菜のお店が並んでいるようです。エスカレーターを辿って2Fへ。2Fは書籍・服飾雑貨、そして3軒のレストランのフロアになっていました。その角の一軒が「Caffe Classica」です。彼のアロマフレスカの系列店で、エキナカというカジュアルな立地の性格と洗練されたイタリアンとの融合を図ったかのようで、カフェ風リストランテとでもジャンルされそうな雰囲気が伝わります。ランチメニューのAを「白金豚パンチェッタとブロッコリーのスパゲッティ」とエスプレッソでお願いしました。前菜のプレートには、「ワラサのカルパッチョ」「揚げトリッパのサルサヴェルデ」「野菜のミネストローネ」。揚げたトリッパがなかなかいい。白ワインが欲しくなるね。削り落としたチーズを添えた「シンプルサラダ」に続いてパスタの皿がやってきました
![](https://ishouari.com/060718/caffeclassica01-thumb.jpg)
。もみ海苔を塗すようにトッピングされたチーズを纏わすようにしてフォークから口へ。しっかり乳化したソースは、白金豚のベーコンの塩加減と半ば溶けて一体となったブロッコリーの風味が渾然となっていて、悪くない。エスプレッソを啜りながらふと周囲を見回すと、自分以外の客全員が女性であることに気がついた。そうだよね。こういう仕立てって女性の嗜好により適っているもんね。そういう意味では、オッサン、ウキ気味かも?(笑)。
「Caffe Classica」 港区高輪3-26-27 JR東日本品川駅構内 ecute 03-3449-6788
column/01917
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。