「独墺伊仏欧州諸国への旅」カテゴリーアーカイブ

Restaurant「BÄREN WIRT」で包み揚げシュパーゲルにレバー版シュニッツェル

barenwirt2滔々と悠然と流れるザルツァッハ川。
そのザルツァッハ川をミラベル宮殿のエリアから旧市街側に渡るには幾つかのルートがある。
「Café Bazar」の先、Hotel Steinの前から渡る橋が、バスも行き交うシュターツ橋。
そこから一本下流を渡るのがマカルト小橋で、橋の両側の欄干下の金網に南京錠などの鍵前が無数にかけられていることでも知られています

もう一本下流にあるミュルナー橋を渡り、
川沿いの遊歩道から石積みの階段を上がる。barenwirt2_01ミュルナー・ハウプト通りを右に折れて少し往くと、
Y字に小道の別れた場所に今夕の目的地がみえてきます。

隅切りの角に置かれた看板には、熊のシルエット。barenwirt2_02barenwirt2_03そう、仲間内で”熊屋”と呼ぶ「BÄREN WIRT」には、
裏手にテラス席があるのでありますね。

案内される席は二階の階段の踊り場のテーブルだったり、
二階フロアの一番奥のコーナーだったり。barenwirt2_04この夏にお邪魔した時は、一階手前のテーブルでしたね。

遅めの春に訪れたならば勿論、
真っ先に考えるのはシュパーゲルのこと(笑)!barenwirt2_05スープからと選んだ「SPARGELCREMESUPPE」には、
白アスパラの澄んだ旨味がたっぷりと活きていて大満足。

ちょっと変化球もきっとイケるとメインに選んだのは、
「MIT SCHINKEN UND KÄSE GEBACKENER SPARGEL」。barenwirt2_06しっかりした太さのアスパラをハムとチーズで巻いて、
さらに薄い春巻きのような生地で巻いて、細かい衣をつけて揚げてある。
噛んで弾けるアスパラのジュースにハムと蕩けたチーズに芳ばしい衣。
嗚呼、なんてズルいのでありましょう(笑)。

失敬して隣のお皿に視線を移せば、
正統派に思うシュパーゲルの雄姿が映る。barenwirt2_07一本だけ、オレンデーズソースが、
たっぷりかかったあたりをくださいませ(笑)。

そうそう、ここ「BÄREN WIRT」では、
忘れちゃいけないビールのジョッキ。barenwirt2_08目と鼻の先にある醸造所「Augustiner Bräu」の、
活き活きとしたビールがここでも呑める。

一階のテーブルでいただいたのはまず、
つまりは、定番のレバー団子スープbarenwirt2_09癖のないレバーの風味がきりっとした旨味のスープに滲んで、いい。

そして、これまた「GEBACKENE KALBSLEBER」。
つまりは、シュニッツェルのレバー版とでも申しましょうか。barenwirt2_10barenwirt2_11叩いて伸ばすことによって火の通りも軽やかで、
衣とのバランスも良くなるのは仔牛肉同様のことなのでありますね。

「BÄREN WIRT」は”熊屋”ゆえ、
こんなフォルムのグミ菓子が小皿でやってくる。barenwirt2_12可愛らしいカラフルなお菓子を眺めつつ、
シュナップスを舐めるのもオツなもので御座います(笑)。

ミュルナー・ハウプト通りに掲げた熊のサインが、
レストラン「BÄREN WIRT」の在り処。barenwirt2_13“街角の揚げ物屋”とも呼んでいた「Steirische Weinstuben」が、
突然店を閉めるという悲報から月日が流れ、
“熊屋”の株がじわじわと上がり続けているようです。

「BÄREN WIRT」
Müllner Hauptstraße 8, 5020 Salzburg [Map] +43(0)662 422 404
http://www.baerenwirt-salzburg.at/

column/03695

「KOHLMAYR’S GAISBERG SPITZ」で山頂ブランチ眼前の超絶大パノラマにああ凄い

kohlmayrs雨が多いと云われるザルツブルク。
でも、スカッと晴れ渡る日も勿論あって、湿度の低い気候と相俟って、とても気持ちよく過ごすことの出来る日も少なくない。
凍て付く冬が弛み始めると同時に一斉に木々の新芽が芽吹き始め、くすんだ印象だったミラベル宮殿の庭園の彩りや雰囲気が一気に華やかになる。
今は市役所として使用されている宮殿の建物を背にしたベンチでの、頭上の八重桜を愛でつつのお花見が、晴れた日に当たったならさらに素敵なひと時になる。
尤も、花曇の空の下でもなかなかオツなのですけれどね(笑)。

そんな晴れて空が広い日にザルツブルク市街から、
およそ真東の方向を眺めると、
ポッコリと隆起したかのような山が望め、
そこにストローを挿したような紅白の支柱が見付かります。kohlmayrs01紅白の支柱は、Sender Gaisberg の電波塔。
ガイスベルク送信所と呼べばいいのかな。
そう、ザルツブルクを訪れる度に見上げていた山が、
ガイスベルクGAISBERGと呼ばれる山なのであります。

そのガイスベルクの山頂を訪れる機会に恵まれました。
そして、その日は最高の天候にも恵まれて、
抜けるような青空。kohlmayrs02まだ雪の残る頂上附近から、
市街方向の景色を眺めに向かいます。

ああああ、凄い!kohlmayrs03これぞパノラマ!と云うべき風景が、
眼下の街並みと背景の山並みとで奥行きを構成して、
左の端からぐるりと視界を広げて右の端まで、
ドワーンと広がる絶景哉絶景哉!

とてもそのままの感じは表現できていませんが、
以下のパノラマ写真でその一端をご披露できるかもしれません。
※PCにて写真をクリックください。
 そして、この写真の左右を10倍に引き伸ばした感じを想像ください。kohlmayrs04吹き上げるやや冷たい風に吹かれながら、
雄大に大地に屹立しているような特異な気分に包まれる。
いやはや、眼福にただただ感謝の瞬間でした。

ハングライダーやパラグライダーの団体に寄与したらしき、
御仁の碑の向こうに山小屋風の建物がある。kohlmayrs05kohlmayrs06それがガイスベルク山頂に建つ憩い処、
「KOHLMAYR’S GAISBERGSPITZ」なのであります。

テラスの支柱のひとつに、
ご存知「Stigel」のサインがあるなと思えば、
ブランチの一杯にとグレープフルーツとカクテルした、
「Stiegl-Radler Grapefruit」がテーブルに。kohlmayrs07kohlmayrs08kohlmayrs09グレープフルーツのジューシーな苦味とビールの苦味とが、
不思議と似合って晴天下にも相応しい。
ジョッキの向こうに遥か、独逸国境側の山並みが見通せます。

パノラマな!ってな勢いでお願いした「PANORAMA-FRÜHSTÜCK」は、
意外や、シンプルなパンとバターと蜂蜜等とのプレート。kohlmayrs10kohlmayrs11相棒の目玉焼きなんぞにも手を伸ばしては、
「Stigel」のジョッキを傾けます。
澄んだ空気を照らして、
じりじりと暑いくらいの陽射しと山頂を抜ける風。
ダイナミックな景色を眼前にしたテラスでのブランチは、
とっても素敵なひと時でありました。

テラスから左手の方を眺めたら、
青空に何やら飛行物体を発見!
断崖に近寄ってみると、
沢山のひと達がカラフルな翼を整えて、
順々に飛び立ってゆく。
kohlmayrs12kohlmayrs13kohlmayrs14かなり高いところまで舞い上がって、ゆらんゆらん。
なんだかとっても気持ち良さそうだ。

ザルツブルクの街や周囲の山々を見下ろすガイスベルクの山頂に、
パノラマな絶景を堪能できる癒し処
「KOHLMAYR’S GAISBERGSPITZ」がある。kohlmayrs15例えば、グラーシュなどのオーストリア伝統料理もいただけるみたい。
そして、白銀に包まれる冬の時季から春、夏、秋と、
季節によって、日によって、時間帯によって、
色々な表情を魅せてくれるであろう目の前の景色も勿論、
なによりのご馳走なのであります。

「KOHLMAY’RS GAISBERGSPITZ」
Gaisberg 32 5026 Salzburg Aigen Österreich [Map] +43-664-657-6895
http://www.goas.at/

column/03684

GASTWIRTSCHAFT「Zum fidelen Affen」でカプツィナーベルクの丘と白のグラスと

fidelenaffen短い年末休みにザルツブルクを訪ねていました。
比較的安くてトランジットに乗り継ぎ損ないのリスクや体力的負荷の少ない便をずっっと探していて見付けたのが、ミュンヘンまでの直行便。
楽チンなエアーを得られた背景には、パリで起きてしまったテロの衝撃や流入を続けていると聞く難民の状況があると考えると複雑な気持ちになるけれど、空いていた並びの席を使って横になって来れたのはラッキーだったと考えることにする。
ミュンヘンからは、事前に国家免許ガイドsepp氏より仕込んでいた通りに、ザルツブルク駅への直通バスによる、これまたスムーズな移動となりました。

クリスマスを過ぎた目抜き通りのゲトライデガッセは、
落ち着いた賑やかさ。fidelenaffen02いつぞやお邪魔して何本ものシュナップスを買い込んだ、
「SPORER」もゆったりした雰囲気に包まれていました。

徘徊した旧市街からシュターツ橋Staatsbrückeを渡り、
リンツァーガッセLinzergasse方向へ。
モーツァルト住居一階の「Cafe CLASSIC」のある、
マカルト広場に面した教会Dreifaltigkeitskircheの裏手の道へと、
折れ入ってみる。fidelenaffen03fidelenaffen04見上げた看板には、チンパンジーが描かれていて、
よくよく眺めると右手には麦酒のグラスを掲げ、
つるんと伸びた尻尾にはプレッツェルを幾つも引っ掛けている。
縁取りには「Zum fidelen Affen」。
人気のレストランであるようです。

夕食にはまだまだ早いと踵を返せば、
通りの先に小高い丘を望み見る。fidelenaffen05fidelenaffen06リンツァーガッセとの突き当たりには、
急な坂道を刳り貫いた先に見通すアーチが、
手招きするように口を開けている。

誘われるまま坂道を辿れば、
忽ち息も絶え絶えになる(笑)。
ひーこら云いつつ辿り着いた丘の中腹からは、
眼下にザルツブルクの街が見下ろせる。fidelenaffen07fidelenaffen08息を整えて(笑)、もう少し進むと、
ホーエンザルツブルク城が目線を上げた角度で眺められます。

丘の上のお城まで辿り着くには、
夕暮れまでの時間が足りないとそれを言い訳にして、
中腹をくるりと廻ってさっき登った急坂を下りてきた。

陽が落ちてちょっと冷えてきたリンツァーガッセ。fidelenaffen09fidelenaffen10灯りの燈った「Zum fidelen Affen」を訪ねると、
なんと予約で満席であるという。
成る程、聞いていた通りの人気店なのであります。

改めて出掛けたのは、やや深い時間帯。fidelenaffen11lara姐さんが乗っている楽団の練習場が近くにあって、
どうやら楽団の皆さんの止まり木になっている模様。
シルベスターコンサートのプローべ上がりのところに合流して、
オーストリアの白をいただいて、Prost!おつかれさま。

フロアの中央には、Rを描いて美しい天井の下に、
グラスやボトルの並ぶ砦がある。fidelenaffen12fidelenaffen16fidelenaffen17ワインをグラスに注ぐ、
手慣れた所作とその気風の良さを眺めていたら、
いつの間にかグラスが空いていた(笑)。
お代りをいただきましょう。

カプツィナーベルクの登り口近くの裏道に、
GASTWIRTSCHAFT「Zum fidelen Affen」がある。fidelenaffen19お店の名前は、壁のサインにあるように、
“陽気な猿”といった意であると思えばいいのかな。
でも、そうだとしたら、それってどふいふ訳なんだろう(笑)。

「ZUM FIDELEN AFFEN」
Priesterhausgasse 8, 5020 Salzburg [Map] +43 662 877361
http://www.fideleraffe.at/

column/03656

MOZART WOHNHAUS「Cafe CLASSIC」で優雅な朝ごはんモーツァルト住居の下で

cafeclassicなんだかピリッと寒い感じがなくって、過ごし易いのがなんとも妙な気分のザルツブルクの年の瀬の朝。
東京も観測史上に残るような暖かい日があったし、独逸では桜の花が咲いちまったなんてニュースも聞いた。
こんなんでこの地球は大丈夫なんだろうかと矢鱈暑い夏よりも暖か過ぎる冬に今更乍ら危惧を憶えたりする。
そんなことをもぶつぶつ思いながら、2度も「サウンド・オブ・ミュージック」のツアーでもお世話になっているオーストリア国家資格ガイドsepp氏に誘われた場所へと、Mirabellplatzミラベル通りを歩きます。

やってきたのはマカルト広場。cafeclassic01そう。
ドップラー効果の物理学者、
クリスティアン・ドップラーの生家も面するこの広場は、
あの、Mozart-Wohnhausモーツァルト住居がある処。
二次大戦で大部分が破壊された後に、
第一生命保険のスポンサードもあって復元され、
二階部分を中心に博物館になっている。
Mozarteumのビューローの向こうには、
いつぞや、瑞々しいシュパーゲルをいただいた、
Delikatessen「FEINKOST KÖLBL」がある。

その「FEINKOST KÖLBL」とは逆サイドにあるのが「Cafe CLASSIC」。cafeclassic02さわさわとした静かな賑わいが店内に満ちています。

年末年始のコンサートのリハーサルを控えた、
lara姐さんとも一緒にメニューを眺め決めた、
Frühstück朝ごはんのご注文は「Das Herzhafte」。cafeclassic03ひと啜りしたカプチーノが実に美味いんであります。

小皿には、ハムにサラミ、チーズなぞ。cafeclassic04cafeclassic05それを手許のナイフで半裁した、
Semmelセンメルにのっけて齧り付く。
通常黒パンであるところをクロワッサンに替えてもらうのは、
seepガイドの常套手段であるらしい(笑)。

エッグスタンドの半熟茹で玉子をつるんといただいて、
カプチーノのカップを飲み干して。cafeclassic06優雅な朝ごはんが終演を迎えます。
カップの縁に刻まれた”Wien 1862″は、
なにを示す事柄なのでしょう。
改めてseppガイドにこっそり訊いてみよっと(笑)。

マカルト広場に面したモーツァルト住居の一階に、
「Cafe CLASSIC」はある。cafeclassic07しっとり落ち着いた店内は、
壁に絵画や写真を掲げてギャラリーとしても機能している。
こんなお店が身近にあるなんて、羨ましいね。

「Cafe CLASSIC」
Makartplatz 8 A-5020 Salzburg [Map] +43-662-88-2700
http://www.cafeclassic.at/

column/03639

Weinbau「Zawodsky」でウィーン郊外の清々しい庭のテーブルと自家製ワイン

zawodskyアドリア海北縁に浮かぶ街グラドを離れて、ザルツブルクに戻ってきた。
幼少の頃日本から独逸に渡ったEちゃんに云わせると、ザルツブルクは正確に発音するとサルツブルクとなるらしい。
Eちゃんは、誰かがクシャミをした時に間髪入れずに、Gesundheit!(お大事に!)と叫ぶととっても喜んでくれるのです(笑)。
名残惜しくもそんなサルツブルクを離れる日程が近づいてきました。
翌日の早朝に発つ便のため前泊するウィーンへと、ふたたびWestbahnに乗り込んだのでありました。

ウィーン市街をウロウロっとしてから、
地下鉄U-Bahn Wienで北方向へ。

U4のHeiligenstadt Bfという駅で降りて、バスを待つ。
親切に教えてくれたおばさまと一緒に乗り込んだバスを降りると、
Wiener Tramwayがアーチを潜っていく光景に出会した。zawodsky01zawodsky02zawodsky03StraßenbahnのGrinzingという停留所。
うんうん、何処に行っても路面電車ってのはいいものですね(笑)。

路面電車の軌道を離れ、
住宅地をうねるように進むと、
開けた視界の右手には白い塔。zawodsky04zawodsky05zawodsky06Pfarramt Kaasgraben Maria Schmerzenという、
白い教会を右に折れて往くと、
右手のなだらかな丘に葡萄畑が広がっているのが目に留まる。

なんか、そんな雰囲気になってきたねと足を急がせる。zawodsky07目指す場所はその坂道Reinischgasseの突き当たりにありました。

ここでいいのかなと覗き込むように門の中へ。zawodsky08小高い丘の上にそれらしき建物が佇んでいました。

コンニチハ~と呟きつつ、ドアを押すと、
木肌木目を活かしたボックスシートがコンニチハ。zawodsky09zawodsky10zawodsky11zawodsky12そのすぐ脇にあるカウンターでおねえさんが迎えてくれました。

硝子ケースの中や黒板メニューからお惣菜の幾つかを選んで伝えてから、
奥の階段を上がる。
裏手に広がる緑豊かな庭にはテーブルが配されて、
先発組の皆さんは既にグラスやジョッキを傾けています。zawodsky13zawodsky14清々しい空気。
いやはや、いい雰囲気だ。

隅のテーブルに腰掛けて振り返ると、
さっき眺めた葡萄畑の波が見渡せる。zawodsky15zawodsky16頭上で茂る葉の間から青空を見上げます。

素敵なユニフォームの若きおねえさんにワインを所望する。zawodsky17思わず葡萄畑を背景にしてみたくなる、
Chardonayのグラスが美しい(笑)。

ううむ、美味しい。
ふくよかな滋味とキレを生む酸味の加減がいい。
そこへそよそよ流れる風が美味しさを倍加させてくれます。

強い紅で誘うビーツの根のサラダや、
ポテトサラダErdäpfelsalatなどを盛り合わせ。zawodsky18zawodsky19zawodsky20ラードや南瓜の種のスプレッドkürbiskernaufstrichにパン。
量り売りのお惣菜たちでテーブルさらに素敵な装いになりました。
葡萄の葉で包んだご飯は、ギリシャ料理であるらしい。

お代わりは、Riesling。zawodsky21繊細さと円やかさのトーンが一段Chardonayと違って、
また別の美味しさに愉しくなるのです。

たっぷりのザワークラウトを添えた豚バラのパリパリ焼き。
schweinsbraten乃至はKrustenbrat’lという郷土料理のお仲間。zawodsky22zawodsky23キャラウェイを塗しカリカリに揚がった縁が旨い。
勿論、スープにどっぷり漬け込んだような旨味滴る身肉も旨い。
それは伝統的に食べられてきているものの底力をいただいているような気分でもあります。

黒板の文字から拾ったラタトゥイユ。zawodsky24崩れ過ぎずにしてくたっと炒め煮た野菜たちの美味しきことよ。
白ワインによく似合います。

そうそう、マッシュルームのリゾットは、
黒板にしっかり書き込んであるのに、
今日はできないって(残念!)。

木々に囲まれたテーブルゆえ、
こんなお客さまも勿論やって(降って)くる。zawodsky25間違って潰しちゃったりしないよう気をつけます(笑)。

ひと心地ついたところで、テーブルを変えてみた。zawodsky26建物の横手はテラスになっていて、
そこもまた人気の場所のよう。

屋根越しに葡萄畑を見遣れば、
さっきの教会の塔が臨めます。zawodsky27zawodsky28庭先には、いずれ菖蒲か杜若。
鮮やかな紫色がさらに気分を癒してくれます。

もう一杯と運んでもらったグラスは、
Sauvignon Blancの。zawodsky29ひと口して思うのは、ああこれが”猫のおしっこ”かということ。
雑味という訳ではない独特の風味が、
思えば思うほどそう思えてくるのがなんだか可笑しい。
そんな意味でも印象に残る一杯でありました。

と、お隣のテーブルの犬がこちらにも愛想を振り撒いてくれる。zawodsky30フレンチブルドッグパグってことでいいのかな。

陽が傾いてきたのでそろそろとご馳走さまをする。
テーブルで清算を済ませて、外階段を降りたら、
今度は猫がずんずんこちらに近づいてきた。zawodsky31zawodsky32人懐っこいネコって、いいよね。

清々しい風の抜ける庭のテーブルで、
量り売りの惣菜と一緒に自家製のワインが愉しめる、
Weinbau 「Zawodsky」は、ウィーン郊外にある。zawodsky33こんな素敵な場所、よくみつけたね(笑)。
お薦めしてくれたシャンタールさんにも大感謝!

「Zawodsky」
Reinischgasse 3, 1190 Wien [Map] (+43-1) 320 79 782
http://www.zawodsky.at/

column/03604