停滞していたがゆえに、
ずっと島を暴風雨に晒し続けた颱風9号。
まさに台風の風雨の中、ボートコートを着込んでコンビニまで食糧調達に出掛ければ、温かい雨が脚を洗う。
これもなかなか体験できないことだけど、
何が飛んでくるか判らなくて危険なので、
止めましょう(笑)。
そして、やっと雨が止んでも、
強い風が街路樹を大きく揺らし続けていました。雲間に陽射しが洩れ始めたところで、漸くのお出掛け。 何度も石垣を訪れているのにまだ一度も足を運んでいなかった八重山博物館で、 有史以来の八重山の風土文化の変遷に触れ、 「みね屋工房」で体験はた織に勤しんだり。 いつぞやお邪魔した八重山膳符「こっかーら」のご主人の生家、 宮良殿内(みやらどんち)を訪ね、オジイの早口に聞き入ったり。
そしてまだまだ強い風が時折襲う夕暮れ時には、 これまたずっと気になっていた「パポイヤ」へ。 石垣牛ステーキの店「パポイヤ」は、 飲食店街の美崎町のゲートを潜った市役所通り沿いにある雑居ビルの8階にある。
予約の名を告げると見晴らしの良さそうな窓際のボックス席へと案内してくれました。 天気が良ければ、夕焼けの離島ターミナルを拝められたのかもしれないけれど、 颱風の影響でどん曇り。
やっぱり此処でも「オリオン」のジョッキをぐっと傾ける。
訪れた島ならでは石垣牛を生で少々と、石垣牛「牛刺」を。
ミディアムでお願いした石垣牛は、 焼いて嵩が痩せることなく端正なまま。
ナイフを入れた断面を眺めながら、 もうちょっとレアだったら、もうちょっと火を入れたらとかを妄想する(笑)。
JA八重山推奨、島を代表する石垣牛ステーキの店のひとつ「パポイヤpapoiya」。
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「パポイヤPAPOIYA」 石垣市大川258 レオビル 8F [Map] 0980-83-3706
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