
ちょうど八丁堀と茅場町を区切る裏通り。
スペインバルの「Rick’s」や地階の焼鳥「八丁堀」のある角を八重洲方向に折れた辺り。
お好み焼き屋であったり、エンパイヤビルの裏手で営んでいた小料理「千代乃」が移転していたりした飲食店仕様の貸室がある。
ただ残念ながら、半地下の造りが禍いするのか、永く続いたお店を知りません。
そんな場所に今あるのが、季節料理の店「こしば」。
ランチ営業を始めた頃から何度もお世話になっています。

「こしば」のお昼のお品書きはおおよそ三種類。
その日の刺身の定食か、煮魚の定食か、魚介の揚げ物の定食か。

例えば、ある日のお刺身は、
甘い烏賊やハマチや鮪の赤身。

炊き立てを想うご飯の甘さ旨さが昼から出色なのであります。

例えば、ある日の煮魚定食は、鰈の煮付け。
ああ、沁み沁みの汁に生姜の風味と白髪葱。

蕩けるような鰈の白身が濃いめの味付けにご飯を誘う。
添えた小芋や蓮根に、熱燗欲しいなと思ったり(笑)。

冬至の日には、
煮付けた南瓜の小鉢を添えた「カキフライ定食」。


牡蠣フライの衣は特に、厚過ぎず薄過ぎずでなければなぁと囓って思う。
どこからの牡蠣か訊き損ねちゃったけど、フライにして旨味の濃いぃ牡蠣であります。

その日の品書きを覗いて、それはぜひ!
と階段を降りた日には、「ぶり大根」。

鰤の旨味を吸った大根が自らの酸味と合わせて、こっそり主役を主張する。
吸われちゃった筈の鰤身は、程よく脂が落ちて、しっとり艶かしい煮上がり具合。
これまた、お酒を呼ばれたい、贅沢な心持ちにさせてくれます。
炊き立て美味いご飯も印象的な、季節料理「こしば」。

これからもちょこちょこ、旬の魚介の煮物揚げ物が愉しめそう。
夜のカウンターもきっと堪能できるものだと期待しています。
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「こしば」
中央区八丁堀1-8-1 ISビルB1
[Map] 03-3553-6210
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