それは、年の瀬の銀座。
laraさんの日本凱旋コンサートとモーツァルト社の後押しをきっかけに、モーツァルト・リキュールによるカクテルを皆で愉しもうと集まった、
云わば「チョコテルの会」。
その会場となってくれたバー「HIGH FIVE」のカウンターに並ぶ前に、互いのご紹介と軽い腹拵えを兼ねた待ち合わせ場所としたのが、こちら「並木ハイボール」です。
まずはと声を発するは、「角ハイボール!」。
ひとまずの乾杯をしてジョッキを傾け、卓上にある駄菓子屋的硝子壜から小袋のツマミを取り出して、アテにします。
ちょっと乾いた喉に心地よい、ハイボールのしゅわしゅわ。
一気に呑んでしまいます。
サントリー角を使ったハイボールを正式には「ザ・角ハイボール」と呼んでいて、ジンジャー風味ステンレスカップが「並木ハイボール」、復刻角瓶でつくる氷なしタイプの「ハイボールストレート」なんてハイボールもある、そう。
それってなんだろたのんでみよう作戦に、
見事にひっかかるように注文んだのが「コ・マ・ネ・チ」。
文字の間にナカグロが打ってあるのがヒントで、
組み合わせた食材の頭文字だと云えば、どんなお皿だか想像がつくよね。
ああ、やっぱり(笑)。
Airの到着したその夜に駆けつけてくれたlaraさんが合流して、改めてカチっと鳴らすジョッキたち。
早くも三杯目のお代わりをしたジョッキを、
「セミドライトマト」や「鳥とじゃがいものアヒージョ」でくぴくぴ。
小さなSTAUB鍋でくつくつしているガーリックオイルに焼けた鶏の皮目やじゃが芋のカリっとしたあたりが、いい。
そして、全会一致で(笑)お願いしたのが、「なつかしのナポリタン」。
贅沢にも目玉焼きをトッピングした、玉葱ピーマン踊るナポリタン。
鉄鍋にのってくるのは、亜流かどうかなんて、きっと
ナポさんも気にしない。
それにしても、時々妙に食べたくなるのはなぜだろね。
白州、山崎、オーヘントッシャン、ボウモア、マッカラン。
メニューを改めて読むと、シングルモルトを使ったオリジナルなハイボールもあれこれある。
京都・天の橋立からのオイルサーディンなどなどの「竹中缶詰謹製」やプロシュート、サイドディッシュにも手軽で気の利いたツマミが並んでる。
「まい泉のヒレカツサンド」齧りながらのハイボールってのも乙かもね。
並木通りと花椿通りが出会うところに「並木ハイボール」。
PRONTO系IL BARが「角ハイボール」で再生していく様子を垣間見るような、そんな一瞬もありました。
□関連記事:
BAR「HIGH FIVE」でカカオ風味の協奏モーツァルト・リキュール(09年12月)
「並木ハイボール」 中央区銀座8-6-25 河北ビルB1[Map] 03-3571-7864
column/02939