味処「のりば食堂」で 島アーサー&三枚肉そばうこん入り黄色麺

noriba.jpg市街から空港方面へ向かうバス通り。 気象台通りと呼ぶその道沿いに、なんとも長閑な表情をみせてくれている食堂があります。 その名を「のりば食堂」。 本土復帰前にバスの乗り場の前にあったから「のりば食堂」という名前になったことでも知られた食堂だ。 復帰後に道路が右側通行から左側通行に変わって、 “のりば”は”おりば”になっちゃったけど、店の名前は勿論そのままで今に至るというエピソードも面白いね。
今も建物の右手にある停留所のスタンドを横目に、薄い硝子戸を開きます。 炎天下から開放された安堵が、懐かしさたっぷりの小上がりの風情と合わさって和ませる。 古びたテレビは昼下がりのドラマを流し、テレビ台には絵本やノウハウ本が雑然と並んでいます。 noriba01.jpg 「のりば食堂」のお品書きは、「そば(小)」に始まり、「野菜ちゃんぷるそば」「納豆そば」「カレーそば」「とんかつカレーそば」「目玉焼き&焼き納豆そば」等々と八重山そばのバリエーションだけでも、気になるドンブリ目白押し。 あれこれ迷って、「島アーサー&三枚肉そば」をお願いしました。 ドンブリの湖面を詰めつくすアーサー(ひとえぐさ)。noriba02.jpg noriba03.jpg磯の風味と甘さに似た滋味がたっぷりとして、いいなぁ。 そのアーサーを纏わせながら啜る麺は明らかに黄色くて、これはかん水由来の黄色じゃなく、ウコンを混ぜ込んでいるための黄色だ。noriba04.jpgうん、むにっとして風味があって、イケる八重山そばの麺になってるぞ。 スープは、あっさり目に仕立てたトンコツと鰹出汁系が素朴かつ丁寧にバランスした感じ。 おろし生姜をちょっとづつ溶きながら、うんうん頷きながら麺をアーサーを啜る。 神村養豚場から直送の石垣島産豚を使っているという三枚肉は勿論、とろんと蕩けるのであります。 創業50年という老舗食堂「のりば食堂」は、登野城バス亭前。noriba05.jpg「島アーサー汁」と「硬ジューシー」と「モズク酢」で、のんびりランチってものありもね。 「のりば食堂」 石垣市登野城619 [Map] 0980-82-7745
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