時に開かず踏切となる、所沢の大踏切を車や自転車を避けながらワルツの方から渡る。
渡りきったところで見えてくる大きな提灯が、
「東家」の目印です。
幕板を張り渡した壁や軒の景色は正に、昭和の味わいをコンセプトにしているよう。
板塀を回り込み、たたきから上がる廊下には卓袱台が肘掛けとセットになって置かれています。
装置っぽさが鼻につく気配を感じつつも、賑やかで活気ある店内はそう居心地の悪いものではありません。
お品書きの「看板」から、仕込み時間四時間!と謳った「煮込み」で麦酒をスタート。
仕込みの4時間が長いのかそうでもないのかは判らないものの、とろんとしたモツとさらりとした汁が運ぶ素朴かつ明快な旨味。
思わず、うめ~じゃん、と呟いてニヤケ合う。
そして、生でイケそなレバーをさっと炙った「名物レバてき」に、

実は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に代表されるにレトロ人気に乗っかっただけの、雰囲気ありきのチェーン店ではと敬遠していたのだけれど、どっこい意気のある居酒屋だと知りました。
「東家」所沢店 所沢市久米603-4 [Map] 04-2992-3599 http://www.tokoton.jp/
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