予約の取れない京都のイタリアンといえば、
まず最初にその名があがると思われるのがこちら、
「イル・ギオットーネ」。
東京進出を果たした丸の内の店も、ランチの予約すら叶わない状況がずっと続いていたっけな。
運良くその「イル・ギオットーネ」の本丸で食事する機会が得られたこの日。
八坂神社の鳥居から下河原通りを八坂の塔目指して急くように進みます。庚申堂に突き当たった坂道から見上げる五重の塔。
塔を左にしながらやや右手に進めば、産寧坂へと至る石畳の道。
目的のリストランテは、そこを脇道に反れるように左に曲がり込んだところにあるのです。
落ち着いた一軒家の佇まい。
白い壁に示したサインがなければ、間違えた!と踵を返してしまいそうです。
予約の名を告げた時刻はなんと14時半前。

トマト、インゲン、絹さや、グリーンアスパラ、玉葱、ラディッシュ、セロリにオクラ、ういきょうなど。
粉の風味がフフンとする麺にリコッタのちょっと糸をひく。
茄子はもう形を失うほどに蕩けてる。
「鶏もも肉で巻いた3種類のお肉のやわらか煮、雑穀とうずら豆のクレマ」の3種のお肉とは、自家製ソーセージ、牛ほほ肉に豚肉。
見送ってくれるスタッフに2度会釈をして、再度振り返った「イル・ギオットーネ」。
延長戦ランチに席を用意してくれて、ありがとう。
今度は夜に再び、たっぷりと”食いしん坊”しにお邪魔したいとなぁと思います。
口関連記事:RISTORANTE 「イル ギオットーネ」 丸の内 il ghiottone(07年02月)「IL GHIOTTONE」京都 京都市東山区下河原通塔ノ前下ル八坂上町388-1[Map] 075-532-2550 http://www.ilghiottone.com/
column/02627

