ひとクセあるオジサンたちのパラダイス大井町東小路に、
「焼き寿司」も話題の寿司店があるという。
そうなりゃなんだか気になるよね~。
と、いふことで出掛けた宵闇の路地一本目。
中華「永楽」の勇姿を横目にそのまま進んだ並びにある暖簾が、
そう、「金井寿司」です。
路地の情緒にぴたりと馴染む佇まいでなのであります。
穴子を笹の葉で挟んで、コンロで炙り焼いたもの。
よく刺身のツマとして食べられないまま虐げられている不憫な海草も仕立てようによっちゃー活きるだろってな心意気。
隣でつきじろうさんが「ご飯にのっけて喰いたい!」と叫ぶのに同感だ。
そしてまたまた「そーきたかー」の逸品が、小肌。
〆た小肌にガリや大葉の一片を挟み、海苔で巻いて包丁を入れたもの。
サーモンピンクにも映る断面がソソるのだね~。
うははは、やべぇ、これ、うまい旨い、うははは。
隣のromyさんも感心しながら笑ってる(笑)。
こんなの正統派江戸前寿司からは邪道だ、なんていいっこなしよ。
築地の仲買に勤めていたこともあるという二代目大将の、往時の河岸事情話に感心したり笑ったり。
体育会系の懐の深さが頼もしく、気の置けないカウンターが楽しいな。
昭和25年創業の「金井寿司」。
今度は、握り中心で「金井寿司」を味わい愉しむべく、東小路を辿りたいな。「金井寿司」 品川区東大井5-3-5[Map] 03-3474-8840
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