冷や酒でいい調子になった勢いで、東小路を離れ、
閉めてしまった阪急の裏手あたりをフラついてみる。
「ajito」がまだ開いてたりしたら楽しいなぁなんて言葉を交わすと急に足を加速する
つきじろうさん。
ま、とっくに終えちゃってる様子なのは当然だぁとガハハと笑いながら来た道を辿り、以前お邪魔した「Neon Fish」と同じ建物にある「iSM103」に突撃です。
入口をドアが閉ざすのではなく、
麻袋のような印象の店名を記した布幕で仕切っている。
いきなりちょっと怪しいじゃん、と身構える(笑)も、そのままコンバンワ~と闖入します。
暗ぁ~い中の左手にカウンターがあり、右隅に先客がおひとり。
左から陣取って、座った瞬間に目に映ったコロンとしたボトル、ブラントンをロックで。
近々都心の方へ移転しようと思うんですよー、なんて若きマスターの話を聞きながら、
グラスを舐めます。
たまにはバーボン繋がりでと声を掛けて差し出されたのが、「Outlaw Kentucky Bourbon」。
カーボーイハットの髭面が遠くを眺めているような写真がラベルになっている。
「$5000 REWARD」とあるのは、懸賞金5,000ドルの手配書ってことなんだ。
しかもボトルそれぞれでラベルにされてる下手人が違うらしい。
Wild Billという名前の髭面に、オマエナニシチャッタノ?と問いかけても、ラベルは応えない。
グラスのストレートを呷るようにやっつける。けっ、そうかよと(笑)。
ふーっ、すっかり酩酊しちゃったなぁとビルの集合看板を仰ぎみる。
今度お邪魔したら、店名の意味、「103」の数字の意味を訊いてみよう。
口関連記事:
Relaxation Bar「Neon Fish」でリキュール樅の木ハニーハブ(07年10月)
つけ麺「ajito」 で辛さそこそこ加減よしアンチョビ辛味のつけ麺(08年03月)
「iSM103」 品川区大井1-48-10石渡ソシアルビル2F 03-5460-9662
http://www3.ocn.ne.jp/~ism103/
column/02599