厨房側ではなく、客側のカウンター上に置いたどんぶりに、 塩ダレ、そして6回ほどに小分けしてスープが注がれます。 寸胴の中の救う場所を変えて、脂の量などを加減している様子です。
中華鍋が吹き上がったところで平笊で救い、軽く湯切りをして、すぐさまどんぶりへ。 厚手のチャーシュー、追加した煮玉子などが添えられます。
澄み切ったスープに繊細なほどの極細ストレート麺。ひとくち、ふたくち啜るうちに喉が渇いてくるような錯覚を覚えるほど、 塩がしっかりと利いている。 呑んだあとに食べたくなるような仕立てだ。
残念なのは麺の茹で具合。 “麺カタ”などという要請には応えない主義のようなので仕方ないけれど、 もっと硬めに湯掻いた麺の方がスープとのバランスもいいと思うけれど、どうだろう。
今回は遠慮しましたが、塩のみニンニクのトッピングが選べます。 月に数日、夜の営業もしているようなので、今度は醤油を試してみようかな。 ところで、「のスた」の”ス”は、カタカナ表記が正解ですか?
「のスた」 品川区大井1-21-6
column/01733