茅場町エリアで夙に知られた立ち呑み屋といえば。
そう、オヤジの巣窟「ニューカヤバ」。
亀島橋の袂から八重洲通りを離れ、
亀島川に沿って永代通り方向へと裏通りを往く。
すると、洋館「WALL STREET」の手前に大きな提灯がみえてくる。
それが、「ニューカヤバ」の目印だ。
目印の赤い提灯は見つけたものの、
初めてのヒトはちょっと戸惑うかもしれません。横の壁には、「かみます、犬に触らないで」と貼り紙があるものの、 件の犬の姿は見当たらない。 おずおずと縄暖簾の前まで来ると、キムタクのポスターが迎えてくれる。 なにかの撮影に使われたようです。
暖簾の向こうから既に漏れ伝わっていた喧騒が、 引き戸を開けた途端に自分もその中に。 そうとなればもう、 オヤジたちがにこやかに立ち呑む中にずいずいと進んでしまいましょう。
二人分の小さなスペースを丸いテーブルの一角にみつけて、失礼します。 自然と詰めてくれるご同輩の気配りが有り難い。
小銭を手にカウンターへ向き合って、愛想よしのオネエさんに赤星の瓶の麦酒を。
おつかれさま〜と乾杯して、 キリッとシマった〆鯖やマカロニサラダや。
麦酒を干したらやっぱり、下町っくにホッピーでもいい。
そして、「ニューカヤバ」と云えばのひとつが、壁沿いに並ぶ販売機たち。
その中でも一際目を惹くのが、「トリス」の販売機。
そして、「ニューカヤバ」のもうひとつの目玉が、焼き鳥。 まずは、カウンターでオネエさんに「焼き鳥二本、つくね二本」とお願いしよう。 すると、お皿に載せて出て来るのは、生のままの焼き鳥の串。 それを手に、左手奥の人垣の方へ向かいます。
そこにあるのが、焼き鳥の焼き台。
焼き台の脇に用意されているタレに浸しては、また焼き台に。
焼き台の周りが混んでいても多分大丈夫。
セルフで焼く焼とりと自販機銘酒コーナーの立ち呑み「ニューカヤバ」。
「ニューカヤバ」 中央区日本橋茅場町2-17-11 [Map] 03-3664-7315
column/03279


日本橋にこのセルフ、いつもニコニコ現金払いなスタイル、良いですね~。こちらのビアホールで食べ物を現金払いで買ってくるのと似てますね。
自分で焼ける焼き物、焼け具合を教えてくれたりしながら、飲みにケーションも発達なのでしょうか?
焼き物台横に佇む、良く見かけるマフラーと洋服を着た方も十二分に楽しんだのでしょうね(笑)。
Re:seppさま
あ、そうですね。そちらのビアホールでその度ビールやらツマミやらを買いに向かうのと同じですね。規模が全然違いますけど(^-^) 。
世のサラリーマンがあっちこっちでご歓談の繰り返し〜。
マフラーの方にも堪能いただけたようです。