西武柳沢の駅に降り立つのは、いつ以来だか分からないほどに久し振り。
しかも北口方面となると、恐らく初めて界隈だ。
少し寂れ感を伴う駅入口辺りを抜けて、富士街道を東へと辿ります。
目印は変則五叉路ともいえる信号の角にある地蔵さん。
そのお地蔵さんの手前の路地を進みます。すると見えてくるのが、路上をぼんやり照らす灯りと白い暖簾。
その光景に何故だか、懐かしき故郷のお店に帰ってきたような、そんな心持ちになったりします。
蓮華で掬い啜る澄んだスープ。
間違いなくあっさり仕立てではあるものの、これは伊達なあっさりではない。
脂やましてや化調由来のものではない、どこまでも濁りがない味わいの中から、ぐーっと深い深い旨味が湧き上がってくるよう。
ううむ、文句のつけようのないスープ。
実は複雑なものをバランスをとることでシンプルにみせてくれているのかもしれない。
実直に映る店主の風貌や雰囲気がそのまま体現されたような一杯がいただけます。
「くぼ田」 西東京市保谷町3-8-8 [Map] 042-460-7651
column/02720 @800-

うう〜ん、まさぴさまをして『文句の付けようがないスープ』と言わせてしまうのですね。
見かけもシンプルでバランスとれた感じです☆旨そうなラーメンです!
Re;laraさま
なんか、職人技、な感じにグッときました(笑)。
スープを舐めるように飲み干しちゃったラーメンで久し振りでしたもの~。