渋谷での買い物がてら、
気になる洋食屋さんに寄ってみました。
宮益坂を上がっていくと、「麺屋 梵天」の入っているビルが妙なことになっている。
「ラーメン大戦争」??
2階が「まっち棒」で、3階が「つけめん 乱世」、4階が「鶏そば うつけ」。
へー、と思いながらその先を左へ折れたところにあるのが今夜の目的地、「おまかせ亭」です。
看板のファンシーテイストな文字を見ると、供されるお皿もどこか幼稚なものでは?なんて心配も過ぎる。
でもまぁ、折角ですので地下への階段を辿りましょう。
「ご予約の?」。
いきなりそう訊かれて、ノンと伝え、ではとカウンターへ。
左奥と右奥とのテーブルが既に埋まり、ほかのテーブルも予約済みの気配。
なかなか人気のお店のようです。
「オムライス」か「カレー」か。はたまた「ビーフストロガノフ」か。
「オニオンカレー」をお願いすることにして、さらに野菜摂らなくちゃと、「じゃこサラダ」もと告げると、カレーセットにもサラダついてますよーとフロア担当のオジサマ。
うんでもなんかサラダいっぱい食べたい気分なんですぅというと、ひと皿はホント盛りがいいので、半分盛りにしてカレー単品にしましょーか、と提案してくれる。
うんうん、それでお願いします(笑)。
酸味控えめのフレンチドレッシングでいただく「じゃこサラダ」。
これで半盛り?な十分ポーション。
おじゃこのパキパキ食感が野菜たちを食べるテンポを運んで、どんどん食べれちゃう。
たっぷりサラダの一気喰いに満足(笑)。
サラダ一気喰いが済んだのを見定めるように具材ののったお皿とソースパンがやってきました。
具をスプーンで掬えるサイズに刻んでから、カレーを回し掛けていっちゃってください、と食べ方指南あり。
揚げ立てエリンギにナイフを入れれば、いい具合に油が回ってうほほな感じ。
素揚げ野菜は他に、アスパラ、カボチャ、茄子、ゴーヤ。
回しかけたカレーが意外やバシャバシャで、まさにスープカレーだ。
それを敢えてスープカレーの要領ではなく、かけちゃって!と云う。
飴色にした玉葱をたっぷりと使ったカレーは、その玉葱の甘さを基礎にして、さらっとしながら水っぽさなんて微塵も感じさせない仕立てになっている。
そしてなかなかに香り高きスパイシー。
スプーンをせっせと運びながら、「おまかせ亭」やるなぁー、と呟きそうになる。
オヤジノリではあるけれど、細かい気遣いと気さくな応対にホスピタリティを思う「おまかせ亭」。
多くの常連がいそうな気配。
次回の課題は「オムライス」かなぁ。それとも「おまかせ亭」におまかせ(笑)?
口関連記事:
麺屋「梵天」bontenで ワンタンらーめん二郎との違いや如何に(06年01月)
「おまかせ亭」 渋谷区渋谷1-9-5高橋ビルB1 03-3409-7369
http://www.omakasety.com/
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