ちょっと遅めの夕食をどこで摂ろうかと思案して、
市バスを降り立ったのが百万遍のバス停です。
今出川通りからすぐの筋へ折れ込んで、暗がりに浮ぶ大きな提灯が目的地。
「麺や 高倉二条」というラーメン店が展開したつけ麺の専門店ということで、人気のつけ麺を独り立ちさせちゃったってことらしい。
スピンアウトするくらいのつけ麺だと思うとなんだか期待が膨らんじゃうよね。カウンターの奥に通されて、「つけ麺200g」と「鯛ぶぶ」のチケットを提示する。
挽ぐるみの蕎麦のように、粗い粒子が麺の中にはっきりと窺え、粉の風味と滑らかさは一般的な麺とは一線を画しているといっても云いすぎじゃない感じ。ふうん、面白い。
ところが、つけ汁の方がいまひとつ。
いっそもっとトロミつけちゃえばいいのにと思うほど、折角の麺とのバランスがとれていない。
半端な温度でなく、熱々で啜れるようにという配慮は嬉しいし、これはまぁ、あり、だな。
店頭の木札
やっぱり「ろぉじ」は、「路地」からきているのだね。「ろぉじ」 京都市左京区鞠小路通今出川上ル東側田中大堰町168-1 075-724-3233
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