
清瀬駅から小金井街道を南下して、徒歩凡そ10分強。 野火止用水に沿って右折して、 移転前の手打ちうどん「福助」があった辺りを通り過ぎる。

いらっしゃいませ、と揮毫された暖簾からこんにちは。


やってきたのは、「武蔵野うどん」中盛りのミックス。

湯気を上げるつけ汁の器には、当然の如くバラ肉が浮かぶ。


微妙な不揃いや捻じれなど、 如何にも手打ちの表情をみせるうどんは、地粉色。


量感と背中合わせのコシつきは、讃岐のそれとは明らかに違う。 うどんはコシがあってナンボと考えているヒトには、素直に伝わらないかもしれないけれど、 わしわしと地粉を味わうのが武蔵野うどんの醍醐味であることを再確認できました。
「きくや」との縁があると聞けば納得の正統派武蔵野うどんの店、 その名も「みんなのうどんや」。


武蔵野うどんは、お祝い事やお祭りなど、人が集まる際には必ず振る舞われ、それぞれの家庭の味として代々受け継がれてきました。 国産小麦100%で作られた地粉、名水と謳われる上質の水、ゆっくりと時間をかけて水と掛け合わされた塩。 これらの素材を練り上げた生地が、すっかりおいしくなるまでじっくりと寝かせます。 茹でたて麺を冷水で締め、たっぷりの肉汁に浸して食らう。 うどんそのものの旨さを存分にお楽しみください。
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「みんなのうどんや」 清瀬市竹丘1-3-13 [Map] 042-493-5245
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