宵闇の西武池袋線での帰り道。
ふたたび石神井公園の肉汁うどん「肉汁やZERO」に寄っちゃおうか、椎名町で居酒屋ラーメンしちゃおうかと思案する。
流れる景色を眺めながらふと、takapuがうまそな煮干し中華を平らげていたのを思い出す。
慌てて大泉学園に途中下車です。
念のためと電話してみると、夜の部は18時半頃からですが数杯で仕舞いになりそうですと。
ちょうどそんな頃に着くように駅北口を離れます。
白子川を渡り、くねくねと車の通りの多い道を往く。
中華そば「伊吹」は小泉橋と呼ぶ交叉点近くにありました。開けようと手を掛けた引き戸には貼り紙。 本日の煮干し度、ちょこっとヘビー、エグミあり。 うんうん。 日によってどうしても振り幅のある煮干しスープに対する向き合い方が真っ直ぐ判るようで、 いい表現だよね。
「中華ソバ」に「味玉」「のり」を添えてもらったどんぶり。 薬味は刻んだ玉葱です。
早くも膜を張り始めるスープを蓮華で掬って、まずはひと口。
む、むほほほほ!!
これは旨い!うひゃ〜と感心しながら、細麺を啜ります。
実は、注文したあとに気がついた貼り紙がありました。 そこには、なんとも気になるこんなフレーズが書いてある。
そんなこんなで、も一度辿る大泉学園北口の先。 この晩の煮干し度は、”ノーマルより上”。 またまた最後のひとつの椅子を得られました。 お願いするのはそう、夜の部限定「煮干ソバ」。 昼の部の杯数が多かったらしく、残りのスープを睨んでの注文だ。
なるほど、「中華ソバ」よりもスープの褐色が濃いような気がする。 またまたどれどれと蓮華で掬ったスープを啜る。
塩気強いですよーとあらかじめ断ってくれていて、 こんな塩辛くわざわざする訳がないと考えると、 煮干しを濃く濃く煮出すと旨味や独特の風味だけでなく、 塩分も凝集することになってしまうのだろね。
大泉学園の外れに何故か煮干しラーメンの新星、中華ソバ「伊吹」。
口 関連記事: 肉汁うどん「肉汁やZERO」で 肉汁つけ武蔵野うどんの延長線上(11年10月) 中華そば「長尾」で 限定ごくにぼ夢にまでみた煮干ラーメン系譜(09年10月)
「伊吹」 練馬区西大泉1-2-10 [Map] 03-3924-9530
column/03204


スープの濃さが日替わりですからね。
このロシアンルーレット的な感じも、
行きたくなる理由ですね。
ただ、夜バージョンをいかにして攻略するかが…
とにもかくにも、1回は行かないとですね。
Re:takapuさま
コントロールされながらも一定の幅があることを愉しむノリで足を運びたいよね。夜の部限定の塩辛さにも幅があるのかな。試してみてね~。