
高架を走る池上線大崎広小路駅。
山手通り沿いには、背脂ちゃっちゃの「平太周」やその斜向かいのつけそば「麺彩房」。
でも、大崎で暮らしていた頃にちょこちょこ訪れていたのは、駅のすぐ脇の路地。
ホーム真下のバー「Amami」でありました。
それは確か、昨年の末頃のことだったでしょか。
久し振りに止まり木のひとになろうと件の路地を訪れると、なんと別の店になっている!
ああ、知らないうちにそうなってしまったか、結構それなりに繁盛していたのになぁとガックリ右肩を落として路地を離れたことがありました。
ところが、ひょんなことからそれが移転であったことを知る。
大崎広小路駅の真下のからも目と鼻の先。
中原街道を挟んで向かい側に移っていたのです。
ああ、よかった良かった(笑)。
ご無沙汰してましてとドアを開く。
そこにはほんのちょっぴりふっくらしたマスターの顔がある。





以前より広くなった店内は、壁に向かうカウンターやボックス席もある。
きっと、マスターが思い描いていたオーセンティックなバーの景色が表現できたのじゃないかなぁ。
いい感じにゆったりになりましたねーと話し掛けながら、カウンター奥に止まり木します。
まずは、バックバーで目に留まった「midori」を使ったカクテルを。

マスター西島さんのアイデアは、「midori」にカリブのココナッツリキュール「マリブmalibu」を合わせるというもの。
ミルクも添えてのシェイクです。
うんうん、「midori」とココナッツフレーバー、さらっとふくよかに似合うのですね。
もう一杯と茶色い陶器なボトルの「Schlichte Steinhäger」。


ドイツからのお客さんとグラスを合わせて、Prost!
とろんとしてきりっとして、甘くドライなジンだ。
別の夜。
自由が丘「和旬」からの二軒目にと大崎広小路。
満員御礼のカウンターゆえ、ひとまず背中合わせのカウンター。
バックバーからカツっとシングルモルトを選びましょう。
選んだのは、「Blackadder 1998 Raw cask」。
Caol ilaで醸したモルトをBlackadderがボトリング。

ラベルに記された、No added color,No chill filtrationがありのままのカスクのフレーバーを活かす意図を明快に示しています。
そんな滴には、「スモークドオイスター」がいいでしょう。

しっとりと濃密に凝縮した旨みに燻香が塩梅よく。
もう一杯だけと、「Hart Brothers」。


インディペンデントなボトラーが繰り出してくれた、
SpringbankのCask Strength。
「うずらの卵の燻製」もよく似合います。
処は、山手通りと中原街道の交叉点辺り。
オーセンティックにして、ハートウォームなバー「Amami」。

since2000、一年ちょっと前に移転して。
蒸溜所を訪れたかと錯覚するよなファサードが、マスター、憎いです。
「Amami」
品川区西五反田8-2-5 ファインズ西五反田1F [Map] 03-3493-8216
column/03198