台風余波の雨がやっとこ上がった軽井沢。
しなの鉄道にひと駅だけ乗って中軽井沢へと思うも、
次の電車まで30分弱ほど間があるタイミング。
タクシーを駆って中軽井沢駅前へとやってきました。
お目当ては、久し振りの「かぎもとや」のゆるゆるお昼時なのであります。
中軽井沢の駅はすっかり取り壊されてしまっていて、今は仮駅舎のプレハブ仕立て。
以前の駅舎の表情の記憶は朧げながら、ちょっと寂しい光景。
長野新幹線の開業が駅周辺を閑散とさせたことは想像に難くありません。
今は鬼押し出しへと至る千ヶ滝通りを一躍脚光を浴びるエリアにした星野リゾートが中軽井沢駅の窓口業務の委託を受けているようです。
「かぎもとや」本店は、そんな中軽井沢駅前、中軽井沢交差点脇にある。
ちょうど八年振りの「かぎもとや」本店は変わらぬ風情でそこにありました。八割の入りの店内は、今もって軽井沢定番のお昼処であることを印象づける。
安っぽい燗酒にはワサビを添えたきつねのお皿。 甘く煮立てた油揚げに忽ち、ゆるゆるとした気分になってきます。
今日は蕎麦打つ様子は見られないかなぁと厨房の方を眺めつつ、 ざるそばに天ぷら、けんちん汁のつく「もみじセット」をお願いしました。 笊に載るやや幅広のそばは、変わらぬ黒っぽい色合いの。
宿場町沓掛(くつかけ)に「かぎもとや」が創業したのは、明治三年のこと。
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「かぎもとや」中軽井沢本店 長野県北佐久郡軽井沢町長倉3041-1 [Map] 0267-45-5208 http://www.kagimotoya.co.jp/
column/03178



こんにちは。最近は、ご無沙汰な軽井沢ですが、、、いつも寄ってましたね、、、定番です。特に、どうってことない蕎麦屋ですが、毎回寄るっていう場所があって、同じ空間と時間を味わえるっていうのが、好きなんだと痛感できる場所かと、、、。
Re:桃猫さま
こんにちはー。
そうなんです、どうってことない蕎麦屋なんです。
積み重ねてきた時間にちょっと誘われる、ってな感じでしょうか。
旨いかどうか、って訊いちゃいけません、、、(笑)。