
博物館になっているモーツァルトの家は、モーツァルトの生家のある旧市街とはザルツァッハ川を隔てた対岸の新市街と云われるエリアにある。
その、マカルト広場に面したモーツァルトの家の脇にあるデリカテッセン
Feinkost Kölblにちょっと寄り道。
「IRISH MALT」なんてフレーバーの紅茶や惣菜を買い込んで、旧市街へと渡るシュターツ橋方向へ向かいました。
旧市街、そしてホーエンザルツブルク城を臨むザルツァッハの川面には、
鴎が飛び交う。

その川沿いに建つCafé「BAZAR」で、さらなる寄り道です。

暖かい頃にはひとの溢れるテラス席はひと影がなく、その分もあってか店内は活況の満席。
なんとかサービスカウンター前の丸テーブルに攀じ登りました。
やっぱりちょっと呑んじゃいたいなとオーダーしたのが、
オーストリアの、というかザルツブルクのビール「Trumer Pils(トゥルマー)」。



スタイリッシュに細長い円筒形のグラスは仄かなフロスト仕上げで美しい。
そのグラスをやや大きく傾けていただくと、すっきりとしたバランスの良さと按配のいい苦味。
そうそう、醸造所見学の様子を
seppさんが記事にしていたね。
ビールにはどうしてもソーセージを連想しちゃうのです(笑)と、「Paar Frankfurter」。

湯掻き立てのフランクフルト2本の上にパンを載せて、たっぷりと添えてくれているマスタードにピーラーでおろした的ホースラディッシュ。

パキンと齧ったフランクフルトの齧り口にマスタードちょっととホースラディッシュをしっかりと。
ああ、この取り合わせっていいかも。
いい感じの焼き目で届いたのが、ハムとパスタのグラタン「Schinken fleckerl」。


ふーふーしてから、はふほふといただけば、さらっとしたベシャメルに包まれたホクっとしたパスタとハムの仄かな薫香と塩っけが優しく迫る。
はふー、温まるね。
疾くに呑み干していたビールに代えて、小さなカップのマキアート「macchiato klein」。

ざわざわとしたカフェの喧騒に包まれて、ゆったりした時間を想うのです。
旧市街からシュターツ橋を渡れば見えてくる、シェル・ピンクの建物がCafé「BAZAR」。

今度は、暖かな陽光の中でテラス席で川面を眺めながらふたたび、Trumerを(笑)。
「BAZAR」
Schwarzstrasse 3 Salzburg
[Map] 43(662)874278
http://www.cafe-bazar.at/
column/03113
まさぴ。さま。
リンクありがとうございます!相方に変わってお礼申し上げますm。。m
この古きウィーン風カフェは、意外とビジネス関係でも使われる事で有名なのです。昼下がり、ビールやワインを傾けながら一見和やかに丁々発止、もよくある事らしいです。
そんな私も今日の午後はまさにここで話し合い。初めてサシで会う方との緊張をほぐしてくれる、老舗のリラックスした雰囲気を味方にしてきます〜(笑
Re:laraさま
老舗のリラックスした雰囲気!まさにそんな余裕とふところがあるよな空気でした。
古くからの気の置けない社交場は、いろんな使い方をされてきたのでしょうねー。
いってらっしゃーい(笑)。