今日も冷えてるなぁという、別のお昼どき。 思い切り温まってしまおうと、気になっていたチゲのランチを。 「五湯道」冬のランチメニューに双璧として並んでいるのが、 「プデチゲ」と「熱辛チゲラーメン」。 訊けば、「プデチゲ」というのは、具材にソーセージやスパムを使い、麺がインスタントラーメンであるところが特徴だという。 「チゲラーメン」の方は、生麺で、辛さはやや抑え目だ。 スゲー辛くても困る(笑)ので、「熱辛チゲラーメン」をお願いしましょう。 周囲のオーダーを何気に聞いていると、「熱辛チゲラーメン」の人気が高い。 コンロにどんどん載せられる石焼き器の多くがそれ用みたいだ。 湯気を立ててやってきた黒々石焼きの器では、スープが激しく沸き立っている。それを構わず、箸の先を突っ込んで掻き回すと、解れる玉子の黄身白身と一緒に縮れた麺が顔を出す。 取り皿に受けて、スープを注いで、ふーふーして、湯気に顔を浸すように啜ります。 ああ、「ピビンパ」の時と同じ、甘さと辛さの主従バランスがここにもある。 辛いけれど、ささくれ立ったような厭な辛さでなく、円い辛さ。 そしてやっぱり旨さの真ん中にどこかとろんとしたよな甘さがある。 どうやら、自慢の特製薬味「ヤンニョム」、っていう合わせ調味料がキモらしい。 ちょっと感心したのは、ぐつぐつの灼熱中にあった生の麺。 溶けたり弛んだり伸びたりすることなく、平気な顔して歯応えを主張する。 ぐつぐつの中でやっとちょうどいい具合の硬さになってるような気もするけど、どういう配合でどうやって仕立てりゃ、こんな麺つくれるのだろうね。 ランチのサービスでつけてくれる小ライスを残りのスープに投入するのはもう、お約束。 その頃にはもう、あちこちから汗が滴って、大変なことになっている。 洟水が出てないのが辛うじての救いだ(笑)。 「チゲラーメン」は、ピビンパやクッパなんかとの「ハーフ&ハーフ」なんてこともできるみたいですよ。
美医食同源を謳う、韓国料理の「五湯道(おたんどん)」。韓国宮廷料理として食された「五湯十二蝶」のスープ、というのがその名の由来らしい。 丸の内のPCPビルや品川港南のNTTデータビル、広尾の駒沢通り沿いとかにも店舗がある模様。 八丁堀の焼肉「梨の家」とも同系列なのだね。 口関連記事: KOREAN CUISINE「梨の家」で 藻塩ちょんのもち豚カルビランチ(07年08月)
「五湯道」八丁堀店 中央区新富1-17-4[Map] 03-3552-5219 http://www.a-team.co.jp/otandon/
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