![cotocoto00](https://ishouari.com/wp/wp-content/uploads/2010/12/cotocoto00.jpg)
どふいふ訳か、
伊仏系のレストランや洋食のお店が点在している西天満公園周辺。
以前ランチした「Le Bistro de Paris」を訪ねたものの、店名が変わってしまっていて、ランチ営業はしていない。
それでもこの界隈には選択肢がまだあるから困りはしないのです。
ガストロノミーを冠するフレンチの店頭を冷やかした足で、
ちょっと気になっていた洋食屋さんの前で立ち止まる。
見上げるインディゴブルーの壁に認めた仏語の四行が味のある。
覗き込んだ大振りな黒板メニューから、飾らず実直でかつセンスの良さが漂ってきます。
早速、ライトブルーの扉を引きました。
オープンキッチンを右手にして、左手にテーブル。
![cotocoto02.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/12/cotocoto02-thumb-500x375-17162.jpg)
キッチンを臨むカウンターの一番奥へ。
![cotocoto07.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/12/cotocoto07-thumb-66x49-17167.jpg)
月替わりらしき「豚の角煮カレー」にしようか、
今日の洋食料理「牛ロースステーキ」でガッツリいこうか。
うん、コトコトランチ「豚すね肉のやわらかビール煮込み」をいただきましょう。
カリフラワーのポタージュのスプーンを動かしている目の前では、
切り分けたバゲットに霧を吹き、トースターへと収めてる。
![cotocoto03.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/12/cotocoto03-thumb-500x375-17163.jpg)
温かいパンがいただけそうです。
南瓜やブロッコリーなどなどの野菜たちを従えて、豚すね肉がやってきた。
![cotocoto04.jpg](https://ishouari.com/1012/cotocoto04.jpg)
![cotocoto05.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/12/cotocoto05-thumb-66x49-17165.jpg)
どれどれとナイフを動かすと、
切れるより先にするりと解れる。
![cotocoto06.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/12/cotocoto06-thumb-500x375-17166.jpg)
濃過ぎずさらりとしながら味わいの輪郭を示す、煮汁ソースがいい。
柔らかく煮込む時の手法のひとつとして知られたビール煮だけど、煮崩れることなく、心地良い柔らかさになるのだね。
今年で6月で三周年という、西天満のキッチン「cotocoto(コトコト)」。
![cotocoto08.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2010/12/cotocoto08-thumb-500x375-17168.jpg)
店名の「コトコト」はきっと、ル・クルーゼやストウブでコトコト煮込んだ料理を軸に据えようとする志向から名づけられたもの。
他にも真っ直ぐ心地いいお皿の揃う予感がいたします。
「cotocoto」
大阪市北区西天満5-11-3
[Map] 06-6311-0350
http://kcotocoto.exblog.jp/
column/03054