![vicoletto.jpg](https://ishouari.com/0912/vicoletto.jpg)
奥沢の駅を降りて、自由通りを自由が丘方向へ少し行くと、フランスの国旗が視界に入ってくる。
その旗の主は、2階に席を持つbistro「Le Sourire」なのだけど、今日の目的地はそちらではなくて、1階にCafeの入ったその建物を目印にして右に折れた路地の店。
雨垂れにちょっとくすんだ半ドーム型のテントが迎えてくれるのが、「ヴィコレット」だ。
小振りな林檎ふたつを卓上のアクセントにした、居心地の良さそうなテーブルが並んでる。
![vicoletto01.jpg](https://ishouari.com/0912/vicoletto01.jpg)
加減のいい小じんまり感と細かいところまで配慮の行き届いた感じが和ませてくれます。
A、Bとある「BRANZO」からAを選んで待っていると、
まずやってきたのは、カラフルな前菜のお皿。
![vicoletto02.jpg](https://ishouari.com/0911/vicoletto02.jpg)
シェフの実家があるという、愛知・岡崎から届いたという「自家製生ハム、おばあちゃんが育てた野菜たち、本日の鮮魚、季節の野菜のスープの盛り合わせ」。
![vicoletto03.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2009/12/vicoletto03-thumb-161x120-13358.jpg)
![vicoletto04.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2009/12/vicoletto04-thumb-161x120-13361.jpg)
![vicoletto05.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2009/12/vicoletto05-thumb-161x120-13364.jpg)
![vicoletto06.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2009/12/vicoletto06-thumb-161x120-13367.jpg)
![vicoletto07.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2009/12/vicoletto07-thumb-161x120-13370.jpg)
![vicoletto08.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2009/12/vicoletto08-thumb-161x120-13373.jpg)
生ハムを下敷きにして、赤玉ねぎや玉ねぎ、イチゴピーマン、パプリカにムース、カラシ菜、ルッコラ、ロメインレタス、ベビーリーフなどなど。
ちょっとづつ野菜たちの味が濃いぃように思うのは、気のせいではなさそうだ。
3種類の中から選らんだパスタは、
「三河湾直送 アカシャえびとほうれん草のクリームスパゲッティ」。
ぼうずこんにゃくのオッチャンの銘図鑑「市場魚貝類図鑑」によると、三河湾周辺を中心としたエリアでは、アカエビ属の小エビを総称して「あかしゃえび」と呼ぶらしい。
いわゆるエビせん、にも相通じるような香ばしさを愉しみながら啜る、そんなパスタであります。
デザートに熟れ熟れのいちじく!
![vicoletto10.jpg](https://ishouari.com/0912/vicoletto10.jpg)
シャーベットのいちじくと交互に口に含んでは、完熟無花果の甘さと独特の香気に思わず目を閉じる。
ちょっとオンナノコ気分の不思議な感覚が過ります(笑)。
四季折々の味わいと食材、特に岡崎の野菜にこだわっているというレストラン「ヴィコレット」。
![vicoletto11.jpg](https://ishouari.com/0912/vicoletto11.jpg)
おばあちゃんが育てた野菜が美味しいレストラン、
という謳い文句もきっとひとつの顔を示してる。
でも、別の顔もいろいろありそうで、その辺りを探りにまた訪れたいな。
「VICOLETTO」 世田谷区奥沢2-10-6-101
[Map] 03-3725-3436
http://www.vicoletto.com/
column/02911 @2,100-