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SHOT BAR「もるとや」で カウンター眺めBRUICHLADDICH
庚申塚の「御代家」から荒川線で流れて、池袋。
池袋周辺で、モルトを呑めるバーとしてずっと気になっていたのが、その名もそのままな「もるとや」。
東池袋一丁目信号の交差点に面した建物のすぐ裏手。
樽の天板が描く円に「SHOT BAR もるとや」。
こんなところにあったんだー、などと云いながら、その扉を開きました。テーブルから眺めるカウンターとバックバーがつくる光景は、なかなかに印象的。カウンターにはパルミジャーノ・レッジャーノのそれと思しき半円を望み、その背後には高く3段の棚がボトルたちをどこか神々しく飾っています。
仲間のひとりは、「ポートエレンはなにがありますか」という問いに応じて並べられたボトルたちを前に、そのお値段と興味と妙な使命感との間で苦悩している(笑)。
それを横目に、今日はもうエー加減呑んじゃってるので一杯舐めるだけにしようと、アイラから選んでみることにします。
今夜の一杯は、「ブルイックラディBRUICHLADDICH 20年」。
「もるとや」には、解説を付したモルトのメニューもあって、そこには、アイラ西海岸のロッホ・インダール湾にある、アイラで最も西にある蒸留所であると記してくれている。
ピーティーなヤツ、アイラにしては穏やかなヤツと、さまざまなボトリングがされているという。
ラベルには、THE CLYDESDALE ORIGINALとある。そのボトルから注がれたグラスの琥珀は、どちらかといえば後者で、クリアーな呑み口に落ち着いたピートの薫り。
うん、なるほど。
きっと世のモルト好きさんたちには、名の知れたバー「もるとや」。この7月には、12周年を迎えたらしい。
いつか、江古田の兄弟店にもお邪魔したいと思います。
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「もるとや」 豊島区東池袋1-8-6 DKY12ビル1F [Map] 03-5952-9277 http://www.morutoya.com/