column/02727 @800
豚骨醤油「蕾」で まぜそばクルルと蕾キャベツの軽やかクリーミー
もしやまだ開けてたりしないかなぁと足を運んだ大井町の妖しい裏道。
でも残念ながら、「ajito」はとうに仕舞いとなってました。
同じこと何度もやってるよなぁ、はてどうしようかなぁとつらつら考えながら歩く。
そこで何気に送った視線の先に、「豚骨醤油」の文字。
お、そういふ手もあるね。
苦手な家系でなければいいのだけれど。カウンターに腰を落ち着けて見上げた塩ビの仕切り板に、
「EMERGENCY地球侵略」とある。
そりゃ一大事やん!とその下を読むと、「創作麺類補完計画 第弐弾」。
「蕾風まぜそば クルル」がその正体らしい。
ドンブリをアニメキャラに擬える手法は、近所のお店の得意技だよねぇ(笑)。
そんなこんなで、豚骨醤油のドンブリをいただくつもりが、その貼紙を指差していました。
「マヨネーズとベビースター、入れていいっすか?」「え、あ、うん」。
ちょうど目線の辺りに置かれたドンブリに、ちょっぴり呆れるようにニンマリ。これでどーじゃー的に魚粉がかけられ、ベビースターにマヨネーズに刻み葱、刻みシャーチュー、そして温泉玉子にラー油の底のような辛味がトッピング。「よぉーく掻き混ぜてからお召しあがりください」ってことで、ドンブリの底のタレごとひっくり返すようにまぜまぜ。
ぐちゃーって音とともに引き揚げた麺の見映えは如何にもジャンクだけだなぁと思いながら啜ると、お、これがどうして悪くない。
もうちょっとで、やっべー、と呟くところ(笑)。あんだけの魚粉にも抵抗感まるでないもんな。
あ、大井町ラオタ(ん?)のゆきむらさんもやっぱり食べてるね。
基本形メニューも啜っておこうと別の夜。
「蕾 キャベツ」に「味玉」「のり」。一瞬家系っぽい匂いがふっと通り過ぎるも、意外なほどのあっさりスープ。
勿論脂は浮いていて、乳化した濃厚さをイメージさせるのに、啜れば軽やかなクリーミー。
キャベツのしゃきしゃきも相俟って、ヌケのいい食べ心地。
へー、こうくるかぁ。
家系なのじゃないかと疑ったのは、何故でしょうの大井町「蕾」。その軽やかさから、秘かなる女性ファンも少なくないのじゃないのかな。
口関連記事:つけ麺「ajito」で ajitoのつけ麺専用Ζ型装備やっぱりやるなぁ(08年10月)
「蕾」 品川区大井1-34-7 [Map] 03-5742-3662
誰がラオタやねん!(笑)
ご紹介ありがとうございます。
蕾うまいですよね!ワタシも結構好きですよ~(^^)
Re:ゆきむらさま
あれ?違った?失礼しました。
ラオタ、って誉め言葉なんだけどなぁ(笑)。
うん、あんなに軽妙なドンブリだとは思いもしませんでしたよ~。