大井町界隈に所用あり。
そして丁度、お昼どき。
これはご無沙汰の秘密基地に寄らねばなりませんねと自分に問いかけて、緩やかな坂道を辿ります。
裏道を覗くと、行列の気配はない。
そのまま進んで店内を覗くと、お、一席だけ空席がある。
基地の主にご無沙汰のご挨拶をして、さて、最近はなにがいただけるンでしたっけと伺うと、やっぱり「ピザソバ」は週末の夜だけとのことで、この日は「ajitoのつけ麺」か「つけ麺ロッソ」か。まーたいろいろ進化させちゃってるのかもなぁ(笑)と一瞬迷う。
すると、「ぜーたにします?」と店主。
「ん?うんうん、それで!」。
メニューの一番下にこっそりと「ajitoのつけ麺専用 Ζ型装備」とある
フライドオニオン(かな?)にチリパウダーも一緒に混ぜ合わせて、全体に行き渡るように。
そして、「ゼータ」アタッチメントががっしり組み込まれたつけスープを覗き込む。
ぬらぬらとしてそこここに透明なところのあるのは、つまりは脂のよう。
妖しいほどに澄んだ背脂が層をなしている。
引っ掴んだ麺をそこへとっぷりと漬けて一気に啜る。
だはは~。
空かさず「二郎」に連想が飛んで、でもそこにある洗練に愉しくなる。
店主の顔を拝むと、「結局こういうのが食べたいのでしょ?」ってな表情でニヤリとする。
脂&ニンニクをガツンと主張させながら、タレ風味の間から控えめながらも野菜の旨味も覗かせる。
粗みじん玉葱の歯触りとほの苦味が生むテンポ。
column/02399 reprise04 @900-




久々にajitoの記事見ました(笑)自分もなかなか行けないし、他の人も最近あんまり行けてない店ですね。僕はもっと二郎っぽくしてもらいたいなあ。
Re;くにさま
「オレだったら”二郎”をこう表現するぜ!」って路線になってるよ。
実は売り切れclosedで何度か振られてて、そのあたりの点では、ハードルの高いお店ではあるね。