
神保町、専大前交叉点のビル地階。
階段を降りると、「元祖札幌や」から漂ってくる匂いに包まれます。
そしてそのお向かいにひっそりとあるのが、
Kitchen「Hayashi」です。
ファサードの表情

は、こだわりの珈琲薫る喫茶店かはたまた渋い装いの美容室か。
硝子扉を押し開けばそこは、飾らないテーブル席が並ぶ洋食屋さんであります。
この日のランチメニューは、「洋食屋さんのビーフカレー」「ハヤシライス」「ポークのからし焼き」「ビーフステーキ」に「メンチカツ」。そして文末に「カキフライ」。
この時季やっぱり、「カキフライ」をってことになるよね。

サラダのお皿とカップのスープが先に届き、
暫らくしてメインのお皿がやってきます。
カキフライのお皿にもキャベツたっぷり。野菜は沢山摂らなくちゃね(笑)。
大きめパン粉が寄り添ったような揚げ口のカキフライ。

檸檬を絞って口に運べば、なんとも軽快な歯触り歯応え。サクゥって、ね。
そして滴る、牡蠣の身のエキス。本能的に齧り口を覗いちゃう(笑)。

特に説明はなかったのだけれど、お皿の隅にポン酢おろしらしき小皿がある。
きっとお手製のタルタルがなくなったら、ちょっと和風にしちゃってみてねということかと勝手に解釈して、そのおろしをカキフライにちょんのっけして食べてみる。

おお。意外やちょと甘めにした大根おろしが軽妙なカキフライによく合うじゃん。沢山のおろしじゃなくて、ちょんのっけ、がポイント。またひとつ、ありそでなさそな食べ方に出会えたのかも。
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とっくに「Hayashi」に突撃していた「カキタベ!」カキタベニストのtakapuさん
「Hayashi」 千代田区神田神保町2-4九段富士ビルB1 03-5213-3737
column/02491
私、同じお店に行くというのをあまりやらないのですが、このお店は別ですね。
やっぱり、揚げ方が上手いです。
技術で味を作り上げるお店といった感じなので、他のお店とは足を運ぶ理由が違います。
Re;takapuさま
つまりは、takapuもコレクターだね。でもそんなコレクターカキタベニストに何度も足を運ばせているとは、地味ながらヤルね~、「Hayashi」さん。