旨い鮨喰いたいなぁと出掛けた尾山台商店街。
目指すは、鮨「徳助」。
以前行った中華「華門」下階の半地下にあって、
硝子越しにカウンターが俯瞰できます。
その飴色のカウンター中央に陣取って迎えてくれたのが、大将の徳さん。
柔和な面構えの中に鋭い眼光を備えています。
ビール小瓶をいただいて、おまかせで。
鯛、鯖、赤貝のお造りに続いての、あん肝が旨い。
酸味の柔らかい酢みそが載せてあって、あん肝との相性に感心頻り。
〆具合もバランスよく、すんなりしみじみ味わえて、旨い。
この白身は?と訊けば、応えはカサゴ。
煮きりの具合もよろしく、カサゴの身の甘さを引き出してくれている。
鰺ってこんなに身の味が濃かったっけ?的な芳醇さ。
銀にきらきらとしているのは、鰯。
あぁ、旨い。
徳さんは、
使った鉄箸を水を張った桶の底に向けて突き刺すようにトンと投げ入れる。
続いて春子。
おぼろを咬ませてある。
うんうん。

意外なほど柔らかく煮上げてあって、ツメとの相性も抜群な仕立て。
稜線を円くしないで、角Rというか、断面が四角いイメージになるにぎりなんだ。
お造りにあった鯖をにぎってもらう。
鯖の旨味が浅〆で凝縮活性していて、なはは、これがまた旨ひ。
「徳助」 世田谷区尾山台3-10-10 OSビルB1[Map] 03-3701-2383
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