column/02404
こだわりご飯バー「銀Shari Bar」で お茶碗御飯
カレーうどんでも啜ろうとホテルをポンと出たところで、暗がりに引き立つ青とその文字に引き留められました。「銀Shari Bar」。白めしとバーとは、若干の隔たりというかなかなか同居しないあたりを掛け合わせているところが面白いじゃぁないですか。「銀Shari Dining」なんてしちゃうと途端にツマラナい。ごつごつした階段を地階へと進むと、人工大理石調のバーカウンターが見つかり、その左手には階上のサインと同じクールなブルーの照明に浮かぶテーブル席。少々”やっちゃった”感はありますが、意外と違和感や抵抗は覚えません。バックバーに向かう景色は、およそ一般的なバーの装い。そして捲るメニューには「お惣菜」「焼き物」といった言葉が並ぶ、という状況であります。お通しは、「養老豆腐」。とろろを賽子状に小さく纏めたものです。粋なお通しじゃんねとか云いながら、愛知の本醸造「からから」を冷やでお願いして、師崎の「自家製しめ鯖」に「おふくろの肉じゃが」なんてところを添えてみる。いただいているのはバーのカウンター。やっぱり銀シャリを頂戴せねばと、常道なる魚沼産こしひかりの「お茶碗御飯」に広島の「大粒カキフライ」と「あさりの貝汁」をセット。夕ご飯モードです。細かいパン粉で覆ったカキフライは確かにそれなり大粒で、牡蠣らしい素直な風味を伝えてくれて、ほの甘いご飯によく合う。もう一品欲しければ、常滑の「生岩海苔」とか紀州の「大粒梅干し」とか兵庫の「有馬じゃこ」なんて”お供”も用意されている。コースを注文めば、ビン長炭を載せ客が自ら炊き上げる玄米ご飯「究極の金しゃり」も選べるらしい。このスタイルで開店して、6年になるという「銀Shari Bar」。クドいようですが、白めし食べてたのはバーのカウンターです(笑)。
「銀Shari Bar」 名古屋市中区錦2-11-1 jGoupビルB1 052-222-0052
なんと!こんないいお店を発見されたのでしたら、電車のある時間に東京に電話してくださいよ(笑)。
Re;takapuさま
ははは。うん、ちょっと面白いお店でしたよ。
例の牡蠣鍋との出会い果せず、思案していたらたまたまめっけたのであります~。
「究極の金しゃり」食べに行く?名古屋まで(笑)。