column/02356
IRISH PUB「THE GRAFTON」
カレーの店「うどん」への道すがら。裏通りの暗がりに浮かぶ、赤褐色なマホガニーの英国調な設えの外観が印象的で、いつぞや寄り道してみようと思っていたのです。地階への階段を降りると、パブらしいざわめきが迎えます。造作も調度もほぼアイルランドのもので構成したという店内。ほわんとした黄色いスポットライトが額の縁取りのイラストをセピアに照らしています。奥のボックス席に収まって、「東京ブラック」を。長野・佐久市で作られている「よなよなエール」の黒ビール版で、「ポーター」というスタイルで醸されているンだという。ほう。ローストした麦芽の香ばしさのあとから、すっきりと軽い清々しさが抜けていく。「ギネス」と同様この「東京ブラック」も和食前に良く合うと思うのだけど、どうだろう。柔らかい苦味が口の中とお腹の準備を整えてくれるようで、「スーパードライ」なんかよりは断然いい、とね。なにゆえ“東京”なのかは、判然としないけど(笑)。首都ダブリンのパブの立ち並ぶ通りの名前からその名を付けたという「THE GRAFTON」。またふらっと寄って、今日と同じ「フィッシュ&チップス」や「小海老のフリッター」あたりをアテに、ちょいと珍しいビールを愉しみたいと思います。
「THE GRAFTON」 品川区西五反田2-26-5伊藤ビルB1 03-3491-9696 http://www.the-grafton.com/
その店ってパブなのに明るすぎる対応?
それなりの対応して欲しいんだけど…ファストフードっぽくない?
偏見かもしれませんが…。
お店ってやっぱり総合芸術?
Re;mooさま
またまたすいません。5日ほど東京を離れていました。
五反田「THE GRAFTON」にも行かれました?
どちらかというと、シングルモルトがあるようなバーが好みですけど、たまにはアイリッシュなパブも悪くないなぁと思いましたよ~。