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ニュー新橋ビルもほど近い、新橋らしい路地の一角。一間半ほどの間口の料理屋さんの一軒
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にお邪魔してみました。草色の暖簾に積年の風合いが滲んで、味ある風情を醸して
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います。店頭のホワイトボードに「初島ランチ」とあって、焼魚にサバ、紅鮭、サンマ、煮魚にあら煮、銀むつ煮と書かれています。さらに、各刺身付きとあって、半々もできます、とある。お皿を追加するのじゃなくて、端っから焼魚と煮魚を両方食べれるのって、それだけでなんだかイイ感じ。えーとえーと、それでも迷ってしまうのだ。さんざん悩んで、柔和で丁寧な応対でお酒の好きそうな(笑)大将に願いしたのは、紅鮭と天然鯛のあら煮。鯛の下顎の牙の脇
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。クチビルがクニクニとして超旨い。そして、さらに堪らんのが目の裏側のフルフルなところ。うー、うめぇぇ。濃い目の煮付け具合も素敵なのであります。じゃ、焼魚の紅鮭はどうかというと、焼き立てジューシーで鮭の香りと甘さがストレートに楽しめる感じ
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。ほどよく焦げた皮がまたいいンだな。小鉢の刺身もついでみたいな生半可な刺身じゃない
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。鯖あたりはひとキレだけなのが寂しくて、「〆さば定食」にしたいな、かなんか思ってしまう代物。十分な出汁に生姜を利かせたお椀もこれまたイケテいる。あれあれ、ご飯もお新香もヌカリないじゃん。これはまいった。夜にもまた来たいです。きっと混んでるンだろうね。
「初島」 港区新橋3-13-2 03-3578-0486
column/02339
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。
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