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法善寺横丁
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を通る度に気になっていてたスコッチバーに漸くお邪魔することができました。10席程のL字カウンターにおふたりのバーテンさんが並んでいます。奥の、柔和な中にきりっとした威厳の窺える表情の方が”太郎さん”なのでしょうか。どこか「サンボア」と同じ空気を感じて、ひとまず「ハイボール」を。すかさずスッと敷かれたコースターのイラスト
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で、”太郎さん”がどちらかなのか容易に確認できちゃいました。やはり奥側で老夫婦のお相手をされているのが”太郎さん”なのですね(ま、大概奥にいる年嵩のある方がマスターでしょうけど、笑)。バックバーで気になったボトルで2杯目を。ハイランドの「TOMATIN12年」
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は、スムースでメローな呑み口だ。帰り際に、店頭にも額に収まった”太郎さん”がいる
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のに気がついた。こちらはシェィカーを振ってるようにも見える。今度は”太郎さん”とちょっと会話を交わし乍らレアものスコッチを、そしてきりっとしたショートカクテルなんかを、いただきたいな。
「TARO」 大阪市中央区道頓堀1-7-10 06-6213-7488
column/02233
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。